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(回答先: 耐震構造どころか… 中国で竹筋コンクリート 高層分譲住宅で露見 [西日本新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 29 日 12:29:30)
阪神淡路大震災の時、小生の知り合いの子弟が当日、新幹線西明石発でスキー修学旅行に行くことになっていた。当然修学旅行は中止となった。主な理由は、新幹線の高架が落下し不通となった、からである。
西明石から東に向かう新幹線は神戸付近はほとんどがトンネル内を走るのだが、西神付近は高架になっている。落下したのは揺れが神戸の中心地や阪神間と比べそれほど激しくないところだった。
たしか落下した付近は、鉄筋コンクリート造りのはずが、木材もコンクリート内に混入されていたように記憶する。それなら落下して当然だ。小生は「震度7」地域に居住していたわけではないが、強震が襲ったとき早朝にもかかわらず起きていた。2階から家族を誘導しようと思って階段付近までよろけながらたどり着いた。が、それ以上はもう揺れのために歩けなかった。まだ蒲団の中にいる家内に向かって、「このまま揺れが強くなったらもうこの家は保たない。ここでお前たちといっしょに死のう」おもわずそう叫んでいた。
半分寝ぼけていた家内は後で聞くと、この人何を大げさなこと言って、と思ったそうである。大型ダンプか何かに激突されたかのような一撃に続くあの揺れは半端なものではなかったが、それでも我が家は結局無事だった。なのに同じぐらいの震度と思われるあの付近で新幹線の高架が落下したのは、この木筋コンクリートの所為に違いない。
阪神淡路大震災がなければ、業者の「手抜き」もおそらくばれなかったことだろう。だから中国だけではない。この日本にも「耐震構造どころではない」トンデモ建造物があちこちにどれほど林立していることか。多分恐ろしいほどたくさんあることだろう。ただバレていないだけではないか。
激震が襲えばはじめて本当のことが分かるのだ。