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こんばんわ
世に有名でない「銭湯、ガイジン差別事件!!(^^)」について話題が出ましたので、一言
>日本の北海道の温泉(公衆浴場?)の、外国人おことわり騒動でも、感じたけど、
>まだまだ、日本全体が(一般的に)人種差別、に鈍感ですね。
数年前に、小樽(北海道)の銭湯が「外国人お断り」というポスターを出して、ハクジン系ニポン人に「差別だ」と訴えられた事件のことですね。
最初に事件をマスゴミの報道で知った時は、アホなことしよるなぁ・・・という感じでしたが、その後、小樽人をはじめ北海道人に聞いてみると、多少ニュアンスが違うのですね。
銭湯の経営者団体は「ロシア人お断り」のポスターを出したかったのですが、それでは日ロ問題になりかねないので、悩んだ末に「外国人お断り」にして複数の銭湯が掲示したということです。
「ロシア人お断り」の原因は、北海道の大きな港にはロシア船が入るのですが、その乗組員が旅の垢を落としに来る。観光客ではないですからサウナに行くほどの金はないですから、船単位で、どどっと銭湯に押しかけるわけです。
で、やつらときたら、数日間風呂なしですから、垢くさいは、油くさいは、魚くさいはでニポン人の客は逃げてしまうのです。(笑)
(注;わしらも、同じようなものですけどね。出張帰りに飛行機に搭乗拒否された知人がいます。(笑))
しかも、浴槽につかる前に体を流す習慣がない。やつらが出て行った後の浴槽には、砂や鉄さびや鱗が堆積している。(笑)
ロシア人が来たということを事前に感知した常連客は来ないし、知らないで来た客には、番台のオヤジが「すいませんねぇ・・・、今日は船員さんが来ましたんで・・・」とか言い訳しなければならない。
零細経営の銭湯としては、一日分の売り上げがパーになるわけです。
そんなことで、「ロシア人お断り」とかのポスターでは日ロ経済の比重が大きいせいもあって、「外国人お断り」なら特定しないから差別にならないだろうと考えたようです。
ま、北海道の港町の場末の銭湯に入る外国人と言えばロシア人船員しかいないですから・・・
で、それに銭湯趣味のハクジン系ニポン人が「外国人への差別」だと訴えたのですね。この方は、風体がガイジンなので、各地で入浴拒否された経験があるのだそうです。温泉旅館などでもハクジン系外国人と見なされる人の大浴場への入浴拒否はあるようです。
以上が、小樽の銭湯のガイジン差別事件の背景です。
この事件は、ナイチ(内地)ではあまり大きな報道はなかったですし、マスゴミは「外国人差別事件」として扱いましたが、北海道、とくに港町では結構大きな問題だったようです。
各地の銭湯業者(公衆浴場組合?)は「ほならどうすればエエんじゃ」とか怒るし、銭湯趣味者は、「ガイジンを見たらわしらがマナーを教えんならんのか?!」とかね。
当該ターゲットの「外国人」と同業のニポン人も「あいつらはマナーを守らんからねぇ」と言うし・・・
小生は、「刺青お断り」とか、「極端に汚れている人お断り」と同様の対策とみていますから、銭湯(複数)のオヤジの気ちはわかります。
「汚れた無作法な客」とわかっていても、「汚れてるからだめ」とか「銭湯の作法を知らないからだめ」と言い換えても、それは北海道の港町で見かける平均的ロシア人なのですから、どうせ国際問題になりましょうしね。
それを、北海道の港町で見かける平均的ロシア人ではない見かけはガイジンの「ハクジン系ニポン人」から訴えられたつうのは番狂わせですね。
なお、北海道の港町で見かける平均的ロシア人のために弁護しますが、やつらは気のいい連中で、ハクジンにしては良い子だと思ってます。強い酒をラッパ飲みして大声で歌う連中が多いけど、昔の歌声喫茶の雰囲気だと思えば大したことないし、露西亜民謡?を生で聞けるし・・・
食堂で、わしらのテーブルの椅子を持っていくときも、きちんと了解を求めますしね。(^^)
公衆浴場という習慣がないためのトラブルと言えましょう。
銭湯業界としては、少ないロシア人船員のために別の浴槽を増設するわけにもいかないですから、日ロ友好のために公費で浴槽増設とか考えるべきでしょう。
もっとも、ガイジン用浴槽とニポン人用浴槽なんてのは、これまた差別で訴えられかねないですね。(^^)
ま、道庁と関係市町村は、ロシア船員用のパンフの「銭湯のマナー」欄を充実したようですけどねぇ。