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□韓国の労組と警察が争う場面はまるでスターウォーズ [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1986296/detail?rd
「韓国の労組と警察が争う場面はまるでスターウォーズ」
シンガポールのリー・クワンユー前首相(現顧問相)は19日、高麗大学で開かれた『第20回仁村記念講座』の中で講演し「急速な変化をコントロールできれば、国家が発展する」とし、「韓国はあまりにも早い時期にビックバン(大爆発)を経験した」と話した。
リー前首相は「韓国では労組と警察が、まるで映画『スターウォーズ』の1シーンのように激しく争っている」とし、「このようなエネルギーを国内で消耗するのではなく、他の国との競争に使うべき」と主張した。また「ロシアが初めて開放された時、あまりにも大きな変化が一度に訪れたので、ロシア社会は混乱に陥った」とし、「その後、プーチン大統領が就任し、リーダーシップを持った新しい指導者が登場したことで、ようやく国が安定するようになった」と話した。
リー前首相は「国家発展の3要素は、国家の安定と政策の持続性、教育と社会基盤施設に投資できるリーダーシップ」とし、「民主主義国家では選挙を通じて政権を交代させることができ、暴力を使わずとも自身の主張を広く訴えることができる」と話した。前首相はこれについて「フィリピンは民主主義の国家だが安定性がなく、パキスタンは安定性はあっても政策に持続性がないため経済発展に失敗した」と説明した。
また「各国それぞれに合う国家発展の方法がある」とし、「米国やヨーロッパの発展モデルがすべての国家に当てはまるものではない」と話した。続けて「当初、西洋のマスコミは、シンガポールは創意性に欠けるため失敗するだろうと嘲笑していたが、現在人口400万人のシンガポールが日本や英国などの先進国と競争している」と語った。.
リー前首相は「韓国はシンガポールと同様、中国と米国という2つの強大国家に挟まれている」とし、「しかし、『味方の敵は敵』といった狭い了見にとらわれず、両国の間で賢明に対応していく必要がある」と話した。
朝鮮日報
2006年05月21日10時51分