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「蘇家屯強制収容所」ジェノサイドに関する真相究明のための調査団設置の呼びかけ
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【大紀元日本4月3日】中国共産党政権下で、あの歴史上有名な「アウシュヴィッツ・死の強制収容所」に匹敵する恐ろしい虐殺が、21世紀の中国で再現されている。
第二次世界大戦において、ナチスドイツが政治異見者及びユダヤ人に対して加えた残酷な大虐殺は、人類歴史上最も恐ろしい一頁として人類の記憶に留められた。国際社会はこれを教訓とし、二度とこのような惨劇を繰り返さないために、ジェノサイド、拷問などの非人道的暴行を防ぐための新しい国際規範を作り出した。
人類が平和、幸福、共存、共栄に向けて新たな世紀を一歩ずつ築き上げようとするこの転換期に、ある一人の中国人が国際社会に対して次のような衝撃的な証言を行った。「中国共産党は2001年から、密かに残酷かつ壊滅的な大量虐殺を自国民に対して行っていた。虐殺が行われた場所は、中国東北部の遼寧省瀋陽市蘇家屯区にあることが判明。中国共産党中央委員会は医学専門家チームをこの現場に派遣し、中国共産党によって政治異見者と見なされた6千人の生きた法輪功学習者の臓器を摘出して売却し、死に至らしめる大規模な殺害を行った。当局は犯罪証拠を完全に隠滅するために遺体を焼き払った。この犯罪はあまりにも残忍であるため、臓器摘出に加担した医師本人及び家族は、心理的に巨大な苦痛を背負い、耐え切れずにこの惨劇を国際社会に明かし始めた。彼らは、この恐ろしい迫害から生まれる犯罪を国際社会が一致団結して早急にやめさせるよう呼びかけている。中共高級幹部が命令を下すままに、生きている人から医学専門家チームが臓器を摘出し、売却して暴利を貪るという戦慄させる証人陳述もあり、これらの証言は一つ一つ明らかなものとなっている。
我々は、中共政権による自国民への壊滅的な虐殺について、今回の証言と告発に接して甚だしく驚愕した。もしも「蘇家屯・死の強制収容所」における蛮行が実際に存在するならば、これはたった一箇所だけで生起している事件だろうかと問わねばならない。中共政権は中国にある他の「死の強制収容所」でも、法輪功団体のような異なる意見を持つ集団を監禁して、大虐殺で処罰するという反人類的行為を実施しているのではないだろうか。
国際社会のあらゆる正義ある人たちは、アウシュヴィッツに匹敵するこのような死の強制収容所が地球上に存在することを、決して無視すべきではない。まったく人間性のかけらもない、非人道的な残虐行為は、決して許してはならず、厳しく断罪しなければならない。我々はこの人間性に背く犯罪をさらに徹底して暴き、完璧に阻止しなければならない。
中国共産党が密かに行っている、この世のものとは思われない悲惨な迫害を、これ以上続けさせてはいけない。中共の命令に従い、生きている人から臓器を摘出するなどの非人道的な虐殺を行い、これに加担したあらゆる者に対して本来あるべき制裁を下さなければならない。
国際社会はこの真相を知るべきであり、我々はこれに関する実態を調査しなければならない。文明的な法治社会において、自由及び人権を享受している我々はこれらがかけがえのないものであることを熟知しており、中共が中国国民を残忍に大量虐殺する歴史的な惨劇を見過ごすことはできない。世界中に真相を明かすよう国際社会に呼びかけるものである。
これに鑑みて、我々は世界各国の法曹界、医学界などの公正な団体及び個人、あるいは調査機関に、人道および基本人権の擁護、正義、同情に基づいて、この犯罪に関する詳細な「人物、時間、場所、物品」という「人証」と「物証」を一緒に集めることを要請する。これらの人証および物証によって中共独裁政権が犯した恥ずべき行為を暴き、ひいては阻止することを望んでいる。こうして初めて被害者及び家族に、正義と公正による本来の結末がもたらされる。中共独裁政権からの命令を実行する者、および暴行の加担者に、道義上・法律上の重大な歴史的責任を負わせることができる。これらのことがなされてこそ、我々は今回のジェノサイド事件から真に歴史的な教訓を汲み取ることができるのである。
「国際司法正義協会」
INTERNATIONAL ADVOCATES FOR JUSTICE
※この調査団の設立準備に参加する意思がある方は、次の宛先にご連絡ください:international.coalitionjp@gmail.com
(06/04/03 11:55)
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/04/html/d12602.html