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WEP、北朝鮮に食糧支援再開予定 ----(北朝鮮問題研究所)
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投稿者 ミスター第二分類 日時 2006 年 5 月 16 日 14:13:37: syFUAx3Wc1pTw
 

http://www.nkfocus.jp/warp/webapp/bbs/view?meta_id=economy&id=25840e2b20f01a97b6e9ad18

WEP、北朝鮮に食糧支援再開予定


世界食糧計画(WEP)は、春窮期に入り食糧不足問題が深刻なものと見られる北朝鮮に対して、食糧支援を再開することで北朝鮮政府と合意したと、11日に発表した。

北朝鮮に対する食糧支援再開論議のため、2日間に渡って北朝鮮を訪問して北京に戻って来たトニー・バンベリーWEPアジア地域局長は、この日の記者会見で「来週末から北朝鮮に対する食糧支援が再開される」として、「今後2年間に190万人が食べられる食糧が支援される予定」と発表した。

WEPは今年2月、北朝鮮に対する食糧支援再開を承認したが、北朝鮮がモニター要員を10人に制限したいと主張したため、モニター要員派遣についての合意が成立せず食糧支援が再開されなかった。

一方WEPは、食糧配給を監視する常住モニター要員を北朝鮮側の要求どおり32人から10人に減らし、北朝鮮事務所も既存の5カ所から平壌(ピョンヤン)に本部だけを残すなど、北朝鮮の要求を受け入れた。

バンベリー局長は「食糧配給が着実に行われるのか確認することも重要な事であるが、それ以上に食糧不足で困難に直面している住民たちの為に食糧供給を再開することがさらに必要」と語った。

WEPは、北朝鮮の約30の地域の学校にビタミンなど必須栄養分が含まれたお菓子や米、牛乳を供給し、乳児のための粉ミルクや妊婦のための豆乳などを支給する計画である。

一方、バンベリー局長はWEPの食糧支援が軍用に転用される可能性に対し、「WEPの提供する食糧は米、牛乳、粉ミルク等であり軍用で使うには相応しくない」と返答した。



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