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Re: 批判され嘲笑されて当然のことをするkotetu氏に全ての責任があります。
http://www.asyura2.com/0601/asia4/msg/574.html
投稿者 如往 日時 2006 年 5 月 16 日 05:56:02: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 批判され嘲笑されて当然のことをするkotetu氏に全ての責任があります。 投稿者 愛国心を主張する者ほど売国奴 日時 2006 年 5 月 16 日 01:03:17)


 愛国心を主張する者ほど売国奴さん、はじめまして、 横レスにて失礼します。
 下記のKotetuさんが転載されたものと少なからず関連すると想われ、こちらにレスさせていただいた次第です。


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 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/koufukubunnsyo.htm
 【資料】降伏文書(45年9月2日)
 http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j06.html
 【資料】ポツダム宣言(国会図書館)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E5%AE%9A%E6%B3%95
  実定法:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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 上記の内容を少し補足しますと、教科書的には或いは狭義の“実定法”は必要悪の権化もしくは“実定法”の目的はその存在理由の解消にあると、法学概論では解説されていたと記憶しています。つまり、“実定法”は事案に対処するために創られたまさしく人為(人工)的な規約(規範)と謂えるでしょう。では、連合軍最高指令官の管轄下におかれていた当時の日本国は如何なる“実定法”によって運営・統治されていたかと謂うと、既定のものはなかったと想われます。しかし、遺憾ながらボツダム宣言の具現化を骨子にした降伏文書に署名することによって言わば白紙委任(無条件降伏)を甘受したようなもので、サンフランシスコ講和条約の締結までの5年間は少なくとも行政(権)と司法(権)の一部はGHQの所管であったことを認めざるを得ないのではないでしょうか。したがって、殊更に法律論で再検討してみたところで現在を生きる我々にとってどんな益があるのだろうかと、Kotetuさんはそのような疑義を呈されているだけで、言外の意図がそれ程あるとは想われませんし、またそのことを愛国心を主張する者ほど売国奴さんも先刻承知のことだろうと推察しています。

 >kotetu氏は根拠なく検証なく自己主張と批判を行い、自分の過ちを一切認めません。その主張の内容は滅茶苦茶で、余りに酷すぎます。たとえ内容が酷いとしても、人間誰しも誤りはありますから、それをきちんと認めていくことが建設的な議論には必要不可欠なのです。私は何か主張するときには可能な限り根拠を示しています。
 >kotetu氏の問題は私との論争だけではありません。西岡昌紀氏との延々とした論争も見て下さい。果たしてこれが生産的でしょうか?私の目には、kotetu氏は単にいいがかりをつけているだけの荒らしとしか写りません。

 Kotetuさんを弁護するつもりありませんが、なん人も真なる根拠を提示することはできないのではないでしょうか。根拠としているものの多くが書籍からの典拠であり、たとえ第一次資料であっても発信者(作者)による加工がなされている現実を免れることができません。しかし、でき得る限りこの事態から自由であるためには、視点の違う2つ以上の考察(レヴュー)にあたって論を構成する外には建設的な議論に資することは難しいだろうと想われます。
 今の状態について生産的であろうかと人に問われれば、概括的には非生産的と謂わざるを得ないでしょう。そして、その原因の一つには政治的行為と法的行為の時間軸に絡む差異性(敗戦を起因とする)を容認できないとする西岡昌紀さんの心情に負うところが大きいと思っています。ただし、それ自体は批難されるべきものとは考えていません。けれども、西岡さんには敗戦直後の日本の現実を受容できないご自身の意識の深層にもっと迫っていって欲しいと願っていますし、そのためにこそ氏の明晰なる頭脳をより傾注していただきたく切に望んでいます。(ホロコーストに関する分析と自国に関するものとでは正反対の印象を受けています。)

 これまでの投稿内容を参照した結果として、愛国心を主張する者ほど売国奴さんや西岡昌紀さんの其々の想いは解からないことはではありません。しかし、理由が何であれ相手方に諭されるまで我々日本人は振り上げた刃を自ら収めることができなかったのですし、刃の収め方や鞘までも与えられることになってしまったのが日本の実態です。確かに全ては戦争に負けたことに原因があるのですが、戦後世代の我々が戦争の敗因を云々しても詮無きことですし、それよりは寧ろ戦後の身の処し方として他者から答えを与えられた者達が為すべきは、広く叡智を集めて自らが答えを出す方策を編み出して実証していくことではないでしょうか。その過程において例えば戦後民主主義の再点検や日本国憲法を精査すること(コンプライアンスの状態に関しての)等の知的営為があって然るべきだと考えています。そして、それこそが暗黙のうちに阿修羅に予期されているものではないでしょうか。

 また、会いましょう。

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