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(回答先: 200キロ漂着事件も関与か 『北』から覚せい剤、3人逮捕【東京新聞】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 5 月 13 日 13:11:21)
北朝鮮工作船、組事務所と通話 携帯に履歴【asahi.com】
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY200605130395.html
2006年05月14日13時51分
北朝鮮から大量の覚せい剤が密輸された事件で、01年末に鹿児島沖で沈没した北朝鮮工作船から回収された携帯電話の通信履歴に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された暴力団組長宮田克彦容疑者(58)の組事務所との交信記録が残されていたことが、警視庁と鳥取県警などの合同捜査本部の調べでわかった。韓国籍の禹時允(ウ・シユン)容疑者(59)=同容疑で逮捕=もこの携帯電話の通話先の一人とされており、工作船が覚せい剤の密輸を目的としていたことがほぼ裏付けられた形だ。
北朝鮮の工作船は01年12月22日、鹿児島県奄美大島沖で、海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末、沈没した。約8カ月半後に引き揚げられた工作船の船内からプリペイド式の携帯電話が見つかり、その後の調べで01年5月から11月にかけ、国内の十数カ所に電話をかけていたことがわかった。
このうちの1カ所は、密輸ルートの北朝鮮側の窓口とされる禹容疑者が使用していた携帯電話だった。さらに、今回逮捕された宮田容疑者が所属する、東京都板橋区内の組事務所へも通話した記録が残っていたという。
捜査本部によると、宮田容疑者は一連の密輸を主導し、禹容疑者を通じて北朝鮮から運ばれてきた大量の覚せい剤を複数の暴力団に売りさばく際も中心的な役割を果たしていたとされる。
また沈没の直前、巡視船の追跡から逃れる途中で、工作船の乗組員が袋やドラム缶などを海に投げ込む様子が確認されており、海保はこの袋などの中身が覚せい剤だった疑いがあるとみていた。
さらに、沈没した工作船は98年8月、高知県沖で約200キロの覚せい剤が押収された事件にからんで、押収直前に東シナ海上で日本の暴力団と覚せい剤の洋上取引をした船と同一である可能性が高いことが、海上保安庁などによって確認されている。
捜査本部は、この工作船に乗っていた人物が、01年当時から宮田、禹の両容疑者と連絡を取っていたことなどから、少なくとも銃撃戦が起きたこのころから両容疑者を中心とする密輸ルートが存在していたとみている。