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真田さんら出演の中国映画 ロケ地にセット放置 「環境破壊」と非難 2006/05/12 09:30【北海道新聞】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060512&j=0026&k=200605116947
【北京１１日佐々木学】真田広之さんら日中韓の映画スターが出演、今年二月に日本で公開された中国の陳凱歌監督のアクション大作「ＰＲＯＭＩＳＥ」（プロミス、原題・無極）の撮影隊が、ロケ地の中国南部・雲南省の湖に撮影用の建築物を放置したことなどをめぐって、「商業主義による環境破壊の典型だ」と中国の政府関係者やメディアが批判している。
中国各紙によると、撮影は二○○四年から雲南省北部の湖で行われたが、湖畔に高さ十三メートルの木製などの建物の骨組みや長さ二百メートル以上の桟橋が壊れたまま放置されている。付近には木を伐採した跡があるほか、弁当容器やびんなど大量のごみも散乱しているという。
中国の建設次官が九日、杭州での環境フォーラムでロケ地の環境破壊を取り上げたのを機に各メディアが一斉に報じた。同映画制作者の陳紅さんは中国紙「新京報」の取材に「天気が原因で原状回復できなかった」「建物は地元政府関係者が観光用に残したいと言った」と述べ、批判は誤解であると弁明している。
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