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5月12日(金)
警察庁の拉致担当部長らが現在、訪韓中です。10日にソウル入りし、12日までの間、韓国側のパートナーと協議を行います。事は極秘裏に進められていますが、横田めぐみさんの夫、金英男(キム・ヨンナム)さんに関する情報交換がメインとなりそうです。日本側は金英男さんの拉致(1978年)に関わったとされる元工作員、金光賢(キム・グァンヒョン)氏の事情聴取を希望しているようですが、金光賢氏は1980年6月に韓国の西海岸に工作船で潜入したところ、韓国の警備艇に身柄を拘束された「北の人間」であることには変わりがありませんが、本人曰く、「当時、工作船で韓国に浸透したのは間違いない。しかし、自分は工作員を安全に送迎する戦闘員で、拉致などに直接関わる工作員ではなかった。従って、工作員が何をやったのか知らされてないし、従って、金英男さんの顔も知らない」と、拉致の事実を否認しております。日本では工作員と戦闘員を混同しています。金光賢氏の言うように双方の任務は明らかに異なります。1997年に韓国の東海岸、江凌に北朝鮮の潜水艦が浸透し、韓国軍に掃討された事件がありましたが、唯一生け捕りされた乗組員もやはり戦闘員で、工作員ではありませんでした。当時筆者へのインタビューでこの乗組員は「潜水艦には3人の工作員を送迎するため戦闘員のほか、船長や機関長ら乗務員が20人近くが乗船していた」と語っていました。もちろん、工作員のほうが戦闘員よりも格上です。ちなみに、拉致問題で日本のマスコミに登場している安明進氏も正確に言えば、工作員ではなく、戦闘員です。それを日本では勘違いされています。
従って、金英男さんについては、金光賢氏よりも、むしろ、北朝鮮で金英男さんから直接「韓国人教育・指導」を受けた元工作員、崔正男(チェ・ジョンナム、44歳)氏を探し出して、事情聴取をすべきです。崔氏は金英男さんと同じ年で、1986年に高校卒業後に工作員に抜擢されています。1990年11月に結婚した妻(カン・ヨンジョ)とともに韓国浸透指令を受け、97年7月に韓国に潜入、スパイ活動をしていたところ、11月に摘発され、妻は供述を拒み、服毒自殺しました。夫の崔氏が韓国当局の事情聴取で金英男さんから直接「韓国人化教育」を受けたと自白したことから金英男さんが北朝鮮に拉致されていた事実がわかったわけです。崔氏は刑期を終え、現在は自由の身にあります。北朝鮮は金英男さんの妻、横田めぐみさんは1994年4月に「自殺した」と発表しているわけですが、仮に崔氏が1997年までに金英男さんから指導を受けていたならば、金英男さんについて相当のことを知っているはずです。
過去のコラムをご覧になりたい方はこちらへ
http://hwm2.gyao.ne.jp/koreareport/
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<コメント>
日朝(韓)拉致問題は、日朝韓三国間で八百長を繰り返していると思いますね。
辺真一氏のレポートのとおり、やることなすことがポイントをついていないと言えましょう。
「横田めぐみ氏遺骨鑑定」でも、遺骨が偽物であっても、本物と確認できなくでも、外交問題としての効果は同じでしょう。
もし、横田めぐみ氏の遺骨でないなら、別人の遺骨なのであり、当然にして“別人の遺族”に返還されるべきものです。“別人(≒北朝鮮人)の遺骨”を北朝鮮に返還することを執拗に拒むニポン外交が国際社会に通用すると思っている人士が少なくないようで、こゆこと一つとっても外交戦に負けていると言わざるを得ませんね。
辺真一氏のレポートが、やさしぃ〜く指摘しているが、優秀な警察庁の方々が工作員と戦闘員の区別もつかないなんてのも信じられませんね。
>ちなみに、拉致問題で日本のマスコミに登場している安明進氏も正確に言えば、
>工作員ではなく、戦闘員です。それを日本では勘違いされています。
などの指摘は、肝に銘ずべきでしょう。
「拉致問題」は、ご主人様の指令を受けた媚び泉が「日朝共同宣言」をしてしまいましたから、外交的には同宣言を取り消すなり変更するなりしなければならないでしょう。
ニポンは、媚び泉を退陣させ、新たなアタマが「いやぁ〜f(^^;、前任者がトンデモな間違いをしましてねぇ・・・f(^^;、仕切り直しさせてください・・・f(^^; )とでもやるべきでしょうな。