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韓国:平沢、大秋分校焦土化・鉄条網作業完了(レイバーネット)
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投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 11 日 19:49:16: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/knews/00_2006/1147278701026Staff

人生を踏み躙られた人々の慟哭が聞こえないか
[現場] 平沢、大秋分校焦土化・鉄条網作業完了

取材チーム

この土地が泣いているビデオ映像

平沢、大秋里の長い一日が過ぎた。今日もまたファンセウルに行けば赤く染まる夕日が見えるが、もはや住民が土地を耕す姿も、大秋分校に集まってマッコリの杯を回す人々の笑い声も聞こえない。住民が自分たちで作った大秋分校も今はない。

あまりにも長い一日だった。平沢の住民たちは、610日の間一日も欠かさずに集まり、駐韓米軍基地拡張阻止キャンドル文化祭を開いていた。住民たちは、 3年間、土地を奪おうとする人々と戦ってきたし、いつのまにか彼らは「闘士」になっていた。

ユンガンウン国防長官は4日「外部の反対勢力が介入し、国防部所有の敷地での合法的な駐韓米軍基地移転事業に必要な基礎調査を妨害するために、不法な営農活動を再開して移転事業そのものを再検討しろといった無理な主張をしているため、対話と妥協が難しい」と、つまらない陰謀説を提起した。だが、政府は「闘士」になった住民をつとめて無視してきた。また国防部は一生を土地だけを見て暮してきた彼らを「闘士」にしたという事実もつとめて無視した。

戦争そのもののこの一日、「闘士」たちは巨大な暴力に抵抗した。鼻骨が折れ、頭を割られ、人が壊されていった。この日一日、警察に殴られて負傷した人数は100余人に達する。また警察に連行された人数は400余人に達する。

また、住民と連帯団体の会員が警察に殴られて苦しんでいる間、大韓民国軍隊は、住民が農地への立ち入りを規制する鉄条網の設置作業を予定通りに終わらせ、平沢大秋里一帯の285万坪の敷地を軍事施設制限保護区域に設定した。

一生を暮してきた土地に鉄条網が張られ、子供たちのために自分たちの出で作った学校が破壊された。住民たちは慟哭した。政府には彼らの叫び声が聞こえないようだ。聞こえても、金のためなのか。

人生を蹂りんされた人々の慟哭、いつ頃この国がその声を正しく理解するのか疑がわしい。

[14信17:30]警察、大秋分校を完全に「接収」

ムンジョンヒョン神父と司祭団が大秋分校から出てきたことで、大秋分校は完全に掌握された。ムンジョンヒョン神父と司祭団は、警察力が先に撤収することを条件に大秋分校屋上から降りるという立場だったが、消防車のリフトで降りてくることを要求した警察と1時間ほど対峙し、結局高齢の神父と司祭団の身辺を考慮し、警察力が先に撤収をした後に降りてきた。

屋上から降りてきたムンジョンヒョン神父をはじめとする10余人は記者会見を開き、「四方から警察がきて、学生たちを暴力で鎮圧するとんでもない状況が起きた」と嘆き、「対話で解決するという国防部が全方向的に警察力を投入したのは、対話とやらが名分に過ぎないことを示した」と怒った。

一方、氾国民対策委側によれば今日の軍、警察の投入で午後2時現在病院に送られた負傷者だけで111人、連行者は400余人に達すると集計している。外注および警察兵力はすぐ大秋分校の撤去作業に入るものと見られる。

氾国民対策委は夕方7時ポンジョン農協前でキャンドル集会を開き、5日には汎国民大会を開催する予定だ。

[13信16:40]屋上鎮圧最終段階

4時30分頃、2階で抵抗していた守備隊の連行が終わり、女子学生1人が頑強に抵抗するなど、あちこちで連行に抗議する場面が続いている。すでにはしごと消防車を使って屋上への進入を試みた警察特攻隊は、ムンジョンヒョン神父と聖職者11人、チョンヨンセ、イムジョンイン議員の周辺を取り囲み、彼らを消防車のリフトで地上に送る態勢を見せている。しかしムンジョンヒョン神父と司祭壇は、警察特攻隊が撤収しなければ降りないという立場を見せている。

一方、屋上まで占拠されれば、事実上平沢、大秋里大秋分校は警察力によって占領されたことになる。こうした状況に備えて、聖職者11人と現職議員たちまでが動員されたが、国防部の行政代執行を防ぐのは困難な状況。ムンジョンヒョン神父と司祭団は頑強に抵抗しているが、ムンジョンヒョン神父の身辺を案じた主治医が緊急に屋上に入り、強制的な逮捕状況などの緊張状況を憂慮している。

[12信14:30]2階に続き警察特攻隊を投入、屋上占拠を試みるか

放水銃からの水と煉炭材が混じった黒い水が流れる床、連行の通路を確保しようとする警察と取材領域を確保しようとする記者との鋭い神経戦、「3分以内に自主解散しなければ全員連行する」という警察の警告放送、連行が始まったこの大秋分校では、1分は1分でない。

「棒と盾を下ろし、手ぶらで連行しろ」という警察幹部の指示は、記者を意識したリップサービスだったのか、やはり警察の手は盾を持っている。

2時15分、2階の3つの教室の中では150人の守備隊が連行に対して「暴力警察帰れ」と激しく抵抗している。だが、一人ずつごぼう抜きで連行されている。負傷者が多いからか、あちこちから苦痛のうめき声と悲鳴が溢れでている。

2階にいた女子学生が婦人警官に引き出てきている。

一方、最も問題なのは、まさに屋上。ここには3時現在、ムンジョンヒョン神父をはじめとする天主教司祭団11人とイムジョンイン議員、チョンヨンセ議員、記者7〜8人がいる状態だ。警察特攻隊30余人は屋上を鎮圧するために、はしごとハンマーを持って大秋分校に進入している。現在、屋上は外部と遮断された状態で、ムンジョンヒョン神父などが激しく抵抗しており、最悪の場合「投身」等の極端な状況が発生する憂慮もある。

[11信13:50]警察は放水銃で2次鎮圧作戦を開始

午後1時30分頃、警察が放水をはじめ、最後に残った大秋分校の建物を「接収」するための鎮圧作戦を開始した。

1時34分頃、大秋分校1階に進入した警察は、わずか5分で2階の占拠に成功した。平沢の住民と連帯団体会員が家財道具と事務室の備品などを投げて抵抗したが、警察は易々と彼らを制圧した。

住民と連帯団体会員は、2階の3つの教室に横たわり、スクラムを組んで「暴力警察帰れ」等のシュプレヒコールをあげている。警察はすぐに全員を連行する態勢だ。一方、警察関係者はムンジョンヒョン神父などの連行の計画に対し、「まだ未確定だが、今日中に行われるのではないか」と話し、彼らへの鎮圧もすぐ引き続いて進められるものと示唆した。

[10信13:20]2次鎮圧作戦切迫

大秋分校建物2階で座り込みをしている連帯団体会員150余人への鎮圧作戦の開始が迫った。1時20分現在、大秋分校運動場には放水銃と消防車などの配置が完了し、警察は最終的に鎮圧計画を議論している。

これに先立ち、民主労働党のチョンヨンセ議員とヨルリンウリ党のイムジョンイン議員が平沢分校現場を訪問して、屋上で座り込みをしているムンジョンヒョン神父と面談しようとした。だが、外注業者職員の制止で2階に上がれなかった。そのためチョンヨンセ議員とイムジョンイン議員は壁をよじ登り、屋上に進入した。

この日の明け方、平沢一帯を見ている重武装した警察特攻隊員たち

[9信11:40]警察特攻隊投入予定

警察の大秋里分校侵奪に対抗して激しく抵抗している。

大秋分校案に入ってくる警察に対抗した座り込み者の武器は煉炭

ファンセウル一帯に鉄条網を張る軍兵力

警察は、2階で最後まで抵抗する意思を表明している150余人の連帯団体会員を鎮圧するために、警察特攻隊投入を準備していると知らされた。また学校建物の屋根に上がり、決死抗戦の意思を明らかにしているムンジョンヒョン神父のほか10余人の神父も連行する方針だ。警察は鎮圧に先立ち、建物前に大型マットレスを敷いている。

建物中で抵抗している連帯団体会員は入口に家財道具などを積み上げて石油をまき、鎮圧に備えている。

一方、鎮圧の過程で警察の無差別な暴力により負傷した者は、最低80余人になるものと把握されている。氾国民対策委によればある女性は警察の殴打で鼻骨が折れ、歯が折れるなどの傷を負ったと知らされた。

現在、大秋分校にはフォークリフト2台が動員され、撤去できない運動器具を撤去しており、建物の1階の施設も外注業者職員により、すべて撤去された状態だ。

警察は鎮圧計画の時期と方法を議論しており、再度の衝突が予告されている。

大秋小学校屋上に上がったムンジョンヒョン神父様たち

[8信10:30]「20年前の光州のような状況」

警察の侵奪の直後に外注業者職員約300人が運動場に進入し、既に設置されていた構造物をすべて撤去した。

警察の無差別な鎮圧で、建物の中に残っていた約150人は2階まで押しかけた。負傷者が続出したが、警察は意識がないか、まったく動けない程度の負傷者以外は全員を連行した。特に、この日の現場には国家人権委員会の関係者がいたが、何の役も果たせなかった。警察の暴力で続出する負傷者を見たある人権委の関係者は「何もできない状況」とし、これ以上話をつなげなかった。

現在、住民と連帯団体の会員およそ150人が2階で決死闘争の意志を明らかにしている。彼らは「20年前の光州のような状況」とし、「退くことなく、ここを守るため、最後まで闘う」と明らかにしている。警察はひとまず建物の外で待機している。

[7信09:40]大秋分校侵奪、「全員殺して行け」の悲鳴... 阿鼻地獄

結局警察が大秋分校を侵奪した。大秋分校を取り囲んで待機していた約4千の警官が午前9時15分頃から大秋分校内に向けて放水銃を撃ち、いっせいに進入を始めた。学校に残っていた住民と連帯団体会員約600人は全身で抵抗したが、力不足だった。

わずか10余分で住民と連帯団体会員たちは運動場に押し出され、学校の建物の中に入って、住民たちは建物の中にまで押し込んできた警察に煉炭を投げて抵抗している。それこそ戦場そのものだ。警察の無法な侵奪で、負傷者が続出している。警察は棒と盾を振り回し、住民たちに向かって手当たり次第に石などを投げている。また警察は、進入に際して住民にペンキをまいたため、ペンキで嘔吐する人々も見られる。「いっそ全員殺して行け」という嘆きと悲鳴があちこちから出ている。

[6信08:40]国民の土地と生命を奪うのか

夜が明けるとすぐに始まった政府の行政代執行がしばらく小康状態に入った。しかし軍のヘリコプターが大秋分校上空を低空飛行して「解散しなければ連行する」という警告放送をしている。人を乗せない警察バス20余台が入ってくるのが目撃されるなど、警察は本格的な連行準備を急いでいる。

1次、2次、3次、そして軍隊を動員した今日の行政代執行。政府は時間が経つほどに「戦いの技術」を実らせていくようだ。警察、用役警備業者、重装備、工兵隊、そのうえ特攻隊までを投入した今日の行政代執行は、いつよりもスムーズだった。

大秋分校を除く平沢大秋里一帯は、すでに「戦いの達人」1万 5千人の影で黒く囲まれている。その黒い‘達人’たちにより、土地は踏みにじられた。踏みつぶされるニンニク畑を見て、「踏むな、踏むな。冬の間、どれだけこの畑を育ててきたか…」というある住民の慟哭は、軍靴に埋もれた。

すでに平沢一帯には軍工兵部隊と輸送部隊などが投入され、住民の田畑への出入を統制する鉄条網設置作業の真っ最中だ。軍ヘリコプターが気ぜわしく資材を積み出して、警察と用役警備企業は住民と連帯団体会員を大秋分校に移動できないように包囲している。まったくすばらしい、立派な作戦だ。警察は国民を閉じ込め、その間に軍隊は国民の土地に障壁を打つのだから。

現在の状況では、どれだけ大秋分校が持ちこたえられるかわからない。巨大な暴力の前に体ひとつで対抗するのは容易ではない。9時現在、警察は包囲網を狭めており、すぐにでも大秋分校を侵奪するような勢いだ。

[5信07:00]軍・警、大秋分校包囲侵奪直前

3回にわたる政府の強制執行に対抗して我慢してきた住民たちの「闘争」の拠点である大秋分校が侵奪直前の危機に陥った。

平沢氾国民対策委の予想通り、この日の政府による行政代執行は、5時30分を基点に開始された。

午前5時40分頃、警察と外注業者職員約500人が、横から大秋里進入を試みた。住民と連帯団体会員約100人は、橋の入口にバスなどの車両10台を動員して橋を封鎖し、警察の進入を阻止した。橋からの進入ができず、警察と外注業者の職員は、畑から進入を試み、警察は警棒を振り回して連帯団体会員を追い詰め、双方が激しく衝突した。

しかし、警察と外注業者職員の波状攻勢を防ぐには力不足だった。10数分で阻止線が突破され、抵抗していた連帯団体会員と学生たちは、わずか40分ほどで大秋小学校付近まで押し出された。またこの間に大秋分校正門前の米軍基地にいた警察が大秋分校への進入を試み、大秋分校横の畑でも警察約300人が入り始めた。

結局、国防部の‘作戦’開始1時間もたたずに、警察兵力は大秋分校を包囲した。差し迫った状況になり、天主教正義具現司祭団の神父7人が大秋分校の屋根に上がり、高空籠城に突入した。彼らは警察が大秋分校に進入すれば飛び降りると言い、今回の公権力投入に激しく抵抗している。7時現在、大秋分校正門前では住民と連帯団体約100人が警察兵力約600人と対峙して連座座り込みをしている。

一方、一部の学生たちはこの日午前6時頃、彭城予備軍訓練場から出発しようとしていた軍人を丸腰で阻止し、連座座り込みを繰り広げた。7時現在、一部の軍兵力はすでに大秋里一帯に進入して鉄条網の設置作業を始めており、大秋分校の裏手には軍兵力がテントを設置している。

[4信05:20]「1980年5月の光州民主抗争以後初の軍民対決状況」

再び平沢を「接収」する政府の行政代執行が始まった。平沢氾国民対策委が把握している情報によれば、今回の行政代執行に投入される人員は警察兵力110 中隊約1万3千人、用役警備業者職員約1200人、軍人約2千人など、最小1万6千人ほどに達することが確認されている。

この日の午前4時40分頃、大秋小学校前のK-6米軍基地には、警察バスと救急車、軍用トラック、散水車が配置され始めた。平沢氾国民対策委側によればこの日の「作戦」は5時30分を基点で始まる予定だ。

平沢氾国民対策委のマスコミ広報を担当している人権運動サランバンのパクレグン常任活動家は、この日未明4時に記者会見で「1980年5月の光州民主抗争以後、軍人と民間人が対決する初の状況」だと今回の政府の行政代執行の深刻さを指摘した。続いて彼は「政府の物理力に対抗し、最後まで非暴力的な方法で大秋里とトド里を守る」と話した。

[3信03:30]平沢大秋里、眠れない夜

春はきたものの、米軍基地拡張のための国防部の行政代執行が差し迫っているなか、平沢の大秋里はまだ寒い。10時に始まった決意大会は、深夜12時をすぎて終わり、明るく照らしていた照明も消えた。だが、大秋里大秋分校運動場のあちこちには、大小の火がたかれている。

運動場のあちこちに集まった1000人余りの平和守備隊は「暴風前夜」、「戦雲」のような現場でも、彼らではなくマスコミの報道と風に乗って伝えられる有象無象の知らせたちにも動揺することなく、いつ起きるかわからない状況に沈着に備えている姿だ。

大秋分校に用意されたビニールハウスに集まっている学生たち

延世大学校文科大学の許スン副学生会長は「80年光州抗争など話でしか聞いたことがない民軍の対峙状況を直接目撃することになり恐ろしく、緊張もする」とし、「平沢で見ることになる政府の極端で野蛮な行為に対して今、対抗しなければ、軍事の世界化と新自由主義世界化の推進による、さらに恐ろしい破壊的な光景が社会のあちこちで起きるだろう」と述べた。

一方、4日の午前4時、平沢氾国民対策委の記者会見が予定されているが、午前 4時30分を期して警察兵力が平沢の大秋里周辺に配置されるという知らせが伝えられている。

ケクサ里の予備軍訓練場

[2信4日02:00]軍工兵隊250人、平沢、彭城邑への配置を確認

政府の平沢駐韓米軍基地拡張予定地への公権力投入の時期が平沢氾国民対策委側の当初の予想と違って遅れているが、チャムセサン取材陣により軍工兵部隊員が平沢の彭城邑に配置され、留まっていると確認された。

チャムセサンが確認した結果、2時現在、軍工兵部隊員250人が大秋里から約6km 離れた彭城邑のケクサ里予備軍訓練場に集結していると把握された。軍兵力の配置が確認されたことで、政府の行政代執行が秒読みに入ったと見られる。

平沢氾国民対策委側は、行政代執行の開始を4日の午前5時前後と把握していて、その前に午前4時大秋分校前で記者会見を開き、今回の強制執行への対応計画を発表する予定だ。

一方、現在大秋分校を中心として大秋里一帯には住民と連帯団体会員約千人が夜を徹して、いつ起きるかわからない状況に備えている。平沢氾国民対策委の関係者は、対応議論に追われている。

[1信3日23:00]政府、4日未明に平沢行政代執行を敢行予定

政府による平沢駐韓米軍基地拡張予定地への行政代執行強行が予想されており、 3日の夕方、平沢の大秋里には緊張感が漂っている。特に今回の行政代執行で、国防部は警察と用役警備業者職員だけでなく、軍工兵隊まで動員すると明らかにしており、双方の深刻な物理的衝突も予想されている。

2日に平沢氾国民対策委側に米軍基地拡張工事準備活動保障などの要求を含む「最後通告」を通知した国防部は、3日の午後ユンガンウン国防長官が直接行政代執行を強行する意思を最終的に明らかにした。この日、ユンガンウン国防長官は国防部の庁舎で開かれた記者会見で、基地拡張に反対する平沢住民を激しく非難して、基地拡張工事を予定通り進める意思を明確にした。

ユンガンウン国防長官はこの日「駐韓米軍基地移転事業は、1882年の清国軍隊の駐留以後、日本軍、米軍と続く首都ソウル中心部の外国軍隊駐留の歴史を清算することにより、国民的な自尊心を回復する意味で、去る88年から私たちが米側に要求してきた事業」とし、「韓米間の合意と国会の批准で推進されている合法的な国策事業」と平沢での駐韓米軍基地拡張事業の妥当性を強調した。

特に彼は「行政代執行などの法秩序維持は裁判所執行官および警察がすることであり、工兵要員を含む軍の人員は、あくまでも工事を準備するための支援作業だけに使われる」とし、「建設支援のための兵力配置は歴史的な国策事業を正常に推進するために撤回できない手続きだ」と今回の行政代執行への軍兵力投入を既定事実化した。

このような政府の方針に対して平沢氾国民対策委は「決死抗戦で阻止する」と反発している。政府が行政代執行を強行すれば、双方の物理的な衝突は不可避な展望だ。3日午後11時現在、大秋小学校には平沢住民と連帯団体会員500人が集まり、予想される国防部の4次行政代執行に備えている。

現在までにわかったことによれば、国防部は早ければ4日の深夜12時に行政代執行を敢行する予定で、警察1万人と用役警備業者職員500人を投入するものと見られる。また、国防部は住民による農地への出入りを止めるために、軍工兵隊を投入し、平沢駐韓米軍基地拡張予定地周辺25kmにわたり鉄条網を設置する計画だ。

平沢氾国民対策委は現在各連帯団体に緊急集結指針を下した状態で、団体会員が続々と平沢に集結している。

2006年05月04日1時59分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)

*一部画像が表示されない部分があったので、その部分は省略。

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投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 07 日 10:41:50

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