★阿修羅♪ > アジア4 > 454.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
金英男さんの母、日本衆議院で証言へ
高校生のときに北朝鮮に拉致された金英男(キム・ヨンナム)さん(当時17歳)の母、崔桂月(チェ・ゲウォル)さんと拉致被害者家族会の崔成龍(チェ・ソンヨン)代表(54)が今月29日、日本の衆議院・拉致問題特別委員会で証言する。
特別委員会は9日、日本人拉致被害者の横田めぐみさんの夫であることが分かった金英男さんの母や、めぐみさんの両親らを参考人として呼び、質疑することで合意した。崔成龍代表は「今回の衆議院での証言では拉致被害者とその家族の苦しみを伝え、拉致問題の人道的な解決のため韓日間の協力が必要であることを訴えたい」と話した。
金英男さんの姉の金英子(キム・ヨンジャ)さん(48)は「母はこれまで家族が経験してきたことをありのままに証言し、英男を含む拉致被害者の消息を求め送還を願う気持ちを訴えようと考えている」と話した。
特別委員会での証言に先立ち、金英男さんの家族は29日午前、安倍晋三官房長官と面談する予定だ。安倍官房長官は10日の定例会見で、金英男さんの家族と会って拉致問題に対する被害者家族の立場について聞く予定だと発表した。
一方、金英男さんを拉致した工作員、金光賢(キム・グァンヒョン)氏について調査することを明らかにしていた日本警察庁の広畑史浪外事情報部長(54)が 10日午後、仁川空港に到着した。広畑部長は4日間の日程で警察庁と国家情報院を訪問し、金光賢氏との面談を準備していると伝えられた。
10日12時15分に日本航空951便で到着した広畑部長は到着ゲートで十数人の日本の取材陣から質問攻勢を受けたが、一切発言はしなかった。続いて12時55分に、待機していた外交部所属の黒いトヨタ製バンに乗り、空港を後にした。
先月13日に日本の警察庁は「(横田めぐみさんの)拉致事件解明には韓国警察の協力が不可欠だ」とし、「1978年に金英男さんを拉致した後、1980年 6月に韓国の西海岸から侵入を試みていたところを捕らえられた金光賢氏の調査を韓国警察に要請した」と明らかにしていた。
朝鮮日報