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http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-May/006670.html から転載。
kenju watanabe nrc07479 at nifty.com
2006年 5月 6日 (土) 11:49:00 JST
<ニュース>
●戒厳状態の野原ファンセウル,鉄条網を素手で取り払う
(2006.5.6. 午前1:33<統一ニュース>)
平澤の闘いはまだ終わっていない。
国防部と警察が4日、軍警合同作戦を繰り広げ強制執行して設置した鉄条網のバリケードはたった1日で取り払われた。
5日、全国各地から集まった青年、学生、社会団体所属の2,000人は、平澤大秋里(テチュリ)の平和公園で「生命と平和の土地を死守する汎国民大会」を開催し、「戒厳状態」となったファンセウルの野を軍の兵力に全身でぶつかり、軍事保護区域ということで前日設置した鉄条網を取り払い、平和の地を取り戻した。
この日2時に予定されていた集会の時間は、警察の封鎖によってすでに3時には警察と参加しようとする人たちの対峙から始まり、あちこちで摩擦があり、参加者は山を越え、トドゥ里の方に回り、5時を過ぎてから始めることが出来た。
20分あれば行ける道を参加者はもちろん、記者の人たちも立入りを統制する軍人の戒厳状況の中、警察があちこちで通行を禁止するなどによって、2時間も遠回りして行かなければならなかった。
しかし、トドゥ里住民は屋上から警察がいる道を知らせてくれ、遠回りして喉がかわく人たちのために水を用意してくれて励ましてくれた。
全国民主連帯チョン・グァンフン常任代表、全国連合オ・ジョンヨル常任議長、汎民連南側本部イ・ギュジェ常任議長、民主労働党イ・ヨンスン議員など、平和公園に1,000人が集まり、前日の野蛮な暴力に抗議の声を上げた。
この日、チョン議長は「昨日は平澤の住民が泣いたが、今日は民衆が笑い、明日は天が感動するだろう」と述べ、「仲間の皆さん、心を合わせてやっちゃいましょう。何なるかって分かるでしょう?やってのけて、ご飯を食べましょう」と述べ、参加者の大きな拍手を浴びた。
住民代表で立った彭城(ペンソン)住民対策委キム・ジテ委員長の父親キム・ソクキョンさんは、「この3年間、心労で10kg体重が減った」としながらも、「死ぬまでここで暮らしたい。皆さんのご支援をお願いしたい」と語った。
民主労総チョ・ジュノ委員長は、「米軍がいる限り私たちに平和と統一はあり得ない。一握りの土も米軍には渡せない」として、「今日は勝利の一歩を歩もう」と参加者を激励した。
民主労働党の平澤市委員長であるキム・ヨンハン京畿道知事候補は、「昨日テレビ討論があって平澤から出たので捕まらず、申し訳ない」としつつ、「米国はすでにおかしくなっており、盧武鉉まで気がふれてしまい、国防長官も開かれたウリ党も、ハンナラ党もみんなおかしくなっている。」「今度の地方選挙で彼らに鉄槌を」と述べた。
参加者は「駐韓米軍撤退歌」を歌いながら決意を固め、バリケードが張られたファンセウルの野に向かった。警察は狭い大秋里(テチュリ)の路地を塞ごうとしたが、デモ隊の高い気勢をくじくことは出来なかった。
デモ隊は瞬時に警察の阻止線を突破し、鉄条網を切断していった。軍事保護区域に設定された広い大地に出ると、軍人たちとの衝突が発生した。
軍隊兵士は棍棒を持っていた。あちこちで民間人に棍棒を打ち下ろし、デモ隊の一部は失神する者もいて、警察が負傷者の状態を見守るほどだった。
デモ隊は鉄条網20箇所以上を切断し、少しの間大秋里(テチュリ)が解放された。
しかし、軍人と民間人が対峙していた中で、兵士一人が負傷するや、状況が急変した。
汎国民対策委は、鉄条網の中で連行された15人のデモ隊の釈放のために、3人の代表団を送ったが、彼らも軍隊によって捕まってしまった。
また、警察が続々と増員され、統制がとれなくなった。一部の警官は、集会に参加して帰宅途中の人まで捕まえ、住民の強い抗議にあった。
一方、平澤米軍基地拡張反対対策委は、6日にも午後2時から集会を開催、7時半からは住民と共にろうそく集会を開催する予定。
(「統一ニュース」2006.5.6.午前1:33)
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●「国防部が住民に暴行させた。」「今日の業者は夜に突入する悪質業者」
3月、4月に動員された業者の職員、良心宣言
5月3日夜にも軍隊や警察、役務提供の業者も投入されると言われる中、以前の強制執行に動員された業者の職員が良心宣言を行った。彼らは顔や名前は明かせないとしながら、テントの中でマイクを通じて記者会見を行った。
彼らは「まず申し訳ない」としながら、口を開いた。彼らによると国防部は最初の契約と全く異なる要求をしたとのこと。当初国防部は、国防部所有の土地に強制執行するので、設備や機械を保護する業務だとしていたのだが、現地に到着するといきなり設備や機械の保護ではなく、住民と労働組合の人たちを押し出す仕事をさせた。
彼らによると、当時現場の責任を受け持っていた国防部のある中将が業者の職員に「叩き割ってしまえ」「押し出せ」などと叫び、「俺がブルドーザーを運転するから、住民と対策委の奴らを押し出しちまえ」と言ったという。
良心宣言を行った5人は、これは国防部と契約した仕事の内容とは全く異なったものであり、国防部は約束した労賃もちゃんと支給しておらず、はなはだしくは掘削機の破損費用まで業者の職員に肩代わりさせていると述べた。
彼らは「住民と対策委の人たちが食事をしているのに、警察が連行する場面を見ながら<これは何かおかしい>と思い始めた。いろいろ悩んで私たち5人がこの場に出た」と明らかにした。彼らによると、3日投入される業者の職員は、これまでと質的に異なる業者ヤクザとよばれる撤去専門のヤクザだという。彼らはこれまでも清渓川一帯、蔚山の貨物連帯のストライキなどに投入された者たちで、業者の間でも「ヤクザ」と呼ばれている。
良心宣言した5人によると、本人たちが警備会社の業者として登録し主な仕事が設備の保護だとすると、その業者は登録もしていないフリーの業者だという。彼らは「夜間に投入される悪質」だと述べた。
当初は1,200人ほどを集めようとして自分たちも加わる提案を受けたが、ソウルでも平澤の状況は危ないと噂が立ち、かなりの人たちが断ったという。彼らは「汚い仕事だし大変なのに、おまけに人間のやることじゃねえ」という話が広まり、実際に来る人たちは5~600人程度だという。
(略)
以前の強制執行に高校生も混じっていたという事実が明らかになったが、どうなのかという質問に彼らは「若い子がいたことは知っていた。何とかして人を集めようとするので誰がどうなのか確認していないはず」だとしながら、「今回は年齢制限があるだろう」と述べた。(以下略)
<インターネットニュース「民衆の声」より2006.5.4>
【関連投稿】
Sirent Tears なる御仁が「政府と国民ごと、アメリカから中国へ”売り飛ばされる”」という韓国に米は基地拡張。
http://www.asyura2.com/0601/asia4/msg/342.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 05 日 10:00:25