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(回答先: Re: 本当に何も知らないんだな。 投稿者 Sirent Tears 日時 2006 年 5 月 02 日 01:11:30)
ニポンに「新しい歴史教科書をつくる会」たらいふアポ〜ンな集団が作った国定教科書があるんですが、神話を歴史をごちゃ混ぜにしてる点など、そっくりですな。遺伝子が似てるんでしょうな。(笑)
ま、ニポンの「つくる会教科書」よりはましかドッコイってところでしょうか。
さて、Sirent Tears さんは、「 (6) 古朝鮮の勢力範囲は、青銅器時代を特徴づける遺物の琵琶形銅剣や美松里式土器などが出てくる地域とほとんど一致している。」(ko抜粋1)の部分を、「中国史での殷(商)の時代に、黄海を囲む中国本土まで古朝鮮の領土だったとしっかり書いてあるよ。」と読んでいるのだが・・・
<勢力範囲>と<領土>とは違うわなぁ・・・ 表意文字で教育されるニポン人なら区分けして考えることでしょう。
上記[図:古朝鮮の勢力範囲]でも、「東夷族」の勢力は「魏志東夷伝」の記述と、ほぼ一致しますね。「古朝鮮族」の範囲は、それより小さい。
それくらいのことに気がつくべきだろう。
なお、<勢力範囲>を<領土>とは読めないこと、読むことは間違い(日本語では落第)ということを、(Ko抜粋2)〜(Ko抜粋4)をもって指摘しておく。
■□□□□□□□□□□(引用開始)□□□□□□□□□□□□□■
(ko抜粋1)
青銅器文化の発展とともに君長が支配する社会が出現した。このなかで勢力が最も強い君長は周辺の諸社会を統合して、次第に権力を強化していった。
最も早く国家として発展したのが古朝鮮であった。古朝鮮は檀君王倹によって建国されたという(B.C.2333)。檀君王倹は当時の支配者の称号であった(5)。
古朝鮮は遼嶺地方を中心に成長し、次第に隣接した君長社会を統合して、韓半島まで発展したとみられるが、このような事実は出土した琵琶形銅剣の分布によって知ることができる。古朝鮮の勢力範囲は、青銅器時代を特徴づける遺物の一つである琵琶形銅剣が出た地域とほとんど一致している(6)。
(Ko抜粋2)
古朝鮮の建国事実を伝える檀君説話は、わが民族の始祖神話として広く知られている。檀君説話は長年月にわたって伝承され、記録として残されたものである。この間に何らかの要素が後代になって新しく添加されもしたし、ときにはなくなりもした。このことはすべての神話に共通する属性の一つとして、神話はその時代の人の関心を反映しているために歴史的な意昧をもっている。檀君の記録は、青銅器文化を背景にした古朝鮮の創立という歴史的事実を反映している。
(Ko抜粋3)
この時期には人びとが丘陵地帯に居住しながら農耕生活をしていた。このとき、桓雄部族は太白山の神市を中心にして勢力を作り、彼らは天の子孫であることを掲げて自己の部族の優越牲を誇示した。また、風伯、雨師、雲師をおいてそれらの農耕に関係あるものを管理し、私有財産の成立と階級の分化にしたがって支配階級は農事と刑罰などの社会生活を主導した。
(Ko抜粋4)
先進的な桓雄部族は周囲の他の部族を統合し、支配していった。熊を崇拝する部族は桓雄部族と連合して古朝鮮を形成したが、虎を崇拝する部族は連合から排除された。
檀君は祭政一致の支配者として古朝鮮の成長とともに周辺の部族を統合し、支配するために自らの祖先を天と結びつけた。つまり、各部族固有の信仰体系を総括しながら周辺の部族を支配しようとしたのである。
「韓国国定歴史教科書」
参考:『世界の教科書シリーズ@ 新版韓国の歴史 − 国定韓国高等学校歴史教科書』 明石書店 2000年
http://members.tripod.com/textbook_korea/2_2.html#2_2_2_1
■□□□□□□□□□□(引用終了)□□□□□□□□□□□□□■