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Re: インドネシア外交官の目から見た日本(駐日インドネシア大使=アブドゥル・イルサン著 宍戸久美子訳)
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投稿者 東京音頭 日時 2006 年 4 月 28 日 11:42:18: lg2/OnhcbNSWg
 

(回答先: インドネシア外交官の目から見た日本(駐日インドネシア大使=アブドゥル・イルサン著 宍戸久美子訳) 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 26 日 20:16:26)

gataro さんこんにちは。

この情報は、インドネシアを、日本のアジア侵略のひとつの例として挙げた私への情報提供もかねているのかな、と思い、お返事をします。

私は、留学中はインドネシア人の友人もいて、いっしょに住んでいたこともあります。
たいてい留学生どうしは、お互い異国に住み、ある意味、文化の違いなどで苦労を共にしているので、仲良くしようとするので、歴史、政治問題にからんた批判を お互いしないようにしています。(多くの、全員ではないが、韓国人を除く)。

それでも、お互い英語力がついている大学生どうしは、冷静に、でもお互いの国のことを話したりします。歴史問題もこのとき話題になったりもします。
インドネシア人で、歴史についてはなしたのは、3人くらいです。(だから、ただの私の経験にすぎない)
彼女らの言っていることは、gataro さんの記事にある方とほぼ同じでした。
日本人は、とても礼儀正しいのに、(おじぎのまねや 日本人の極端に(笑)礼儀正しい態度をまねてみせてくれた)
なぜ、大戦中はあんなに残酷だったのか、という疑問です。
だから、日本軍が残酷だった、という話は驚きません。

私のいう事は、早い話が反動です。
私の知る範囲だけかもしれませんが、日本軍はアジアを侵略した、悪、悪以外の何者でもない、(まるで、ただの守銭奴、人殺しの鬼、サド、レイプ魔)早い話、ドイツのSSとか(これも、連合軍の流したデマ?)という以外何もない、詳しいこと抜きの日本観です。

で、なぜか、西洋国は、人権国家で、西洋人もそう信じ、彼らからも批判される。言い返せない、情けない日本人を何人も見てきました。逆に中東からの人や南米人が日本人をかばってくれたりして。
これは、語学力の問題もあるが、中国人や他の西洋以外の国の人がどうどうを自国の論理を、西洋人に向かってしている時、静かなのは、日本人 (ドイツ人とは、留学時代にあったことがないので、わかりませんが)だけなのです。自己主張をしない、という性格からではなく、とにかく、知らない、日本人(だけ、ドイツを除き、)が、とにかく悪い。と信じているからです。 

侵略の事実を今さら、変えられるわけありません。でも、もう少しくわしく 悪いことも含めて、東南アジアや太平洋諸国での日本軍の動きを 日本人に知らせててもいいのではないでしょうか。
インドに日本軍感謝の碑があることは、阿修羅に来て、初めて知りましたし、こちらで、ラオスや、バングラデッシュの人々(エリート層ですが)が(戦争中の感謝も含め、すごい親日であることにも、驚きました。

こちらに来ていて、少し、愛国的になっていることも 自分ではわかっています。
でも、ホロコーストにも疑問があるように、歴史でも、色々と隠されていることが多いのではなにでしょうか。普通は自国に都合の悪いことは、隠されるのでしょうが、日本というのは、日本人ありがとう、と外国人に思われていることを、日本人は知ってはならない、という方針の歴史教育のような気がします。日本政府の というより、最近アメリカの政策だったのかなあ、と感じます。こういうことを知ることと、戦争を賛美することとは まったく違うと思いますが。
まあ、私の思う事は、第二次大戦の歴史だけではないのですが。

それから、上での記事で意見を言ったり、外国に留学できるインドネシア人はエリートです。
たくさんの貧しいインドネシア人の日本人への気持ちも知りたいです。(めちゃくちゃ、にくんでたりして、)
それは、中国人へも同様です。
例えば、西洋諸国で、毛沢東をめちゃくちゃ言っている中国人は皆 エリートです。”彼の正体” とかいって、本を出版できるのも金持ちだけです。西洋世界では、死人にくちなし、の毛沢東批判の本は 売れますからね。で、西洋諸国のエリートは、それを、あたかも、中国人が言っているのだから間違えなし、と宣伝し、彼らの憎むべきキリスト教否定(宗教否定)の毛沢東をさらにたたくのです。
私は、一回中国の農村に行った時、彼らの貧しい生活から 彼らを救ってくれた毛沢東への気持ちを聞いていたので、西洋諸国の人が、彼をものすごい勢いで批判するのには辟易し、彼について書いてある学問書を何冊も読んでみたことがあります。
豪州の学問書は、(豪州独自の問題以外は)イギリス、アメリカ人著書のものがほとんどです。
gataro さん、多くの西洋人の書いた学問書の中で、毛沢東時代の中国批判がいかに感情的か、読むとわかりますよ。理論もへったくりもない。特にアメリカ人の書いた本。
まあ、それはともかく、
自国から出られない多くの貧しい中国人の世界の見方、をきいてみたいです。

あ、又余計なことを書いてしまいました。
雑談版の投稿読みました。それから、gataro さんの私へのお返事は全部読みました。
韓国でのこともありがとうございます。

お返事、別に気にしなくていいですよ。

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