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http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2006042673298
金大中前大統領の訪朝推進、ハンナラ党は「裏の取引は?」と疑心暗鬼 APRIL 26, 2006 03:27
与野党は25日、南北閣僚級会談で金大中(キム・デジュン)前大統領の6月北朝鮮訪問推進に合意したことについて、相反した評価と展望を出した。
ハンナラ党は、ある種の裏の取り引きや与党によって政略的な利用可能性を集中的に提起した。しかし、ヨルリン・ウリ党と民主労働党、民主党などは金前大統領の北朝鮮訪問が膠着状態に陷った6者協議の再開と韓半島平和に寄与すると歓迎した。
ハンナラ党の李季振(イ・ゲジン)スポークスマンは「金前大統領の北朝鮮訪問は国民的疑惑と誤解なしに透明で純粋に推進されなければならない」とし、「金前大統領の北朝鮮訪問に政府が深く介入して、政治的かつ政略的に利用してはならない」と話した。
李スポークスマンは金前大統領に対しても、「成果にとらわれすぎるあまり、国民的共感と合意のない無理押しをしてはいけない」と注文した。
同党の李方鎬(イ・バンホ)政策委議長も、「南北首脳会談も5億ドル(約5000億ウォン)を渡して開いた」とし、「(南北間の)闇取引がありはしないか心配だ」と付け加えた。
これに対して、ウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)スポークスマンは、「前職大統領の北朝鮮訪問に対してああだこうだと言うのは、(ハンナラ党が)どんなにせせこましい政治勢力かを現わすもの」と非難した。
金前大統領の北朝鮮訪問を支持する議員の集まりを結成したウリ党の崔星(チェ・ソン)議員も、「地方選挙の悪用を理由に4月の北朝鮮訪問の延期を主張したハンナラ党が、再び闇取引の可能性などを提起するのを見るに、南北関係の改善に向けた意志があるかどうか疑わしい」と話した。
民主党の李相烈(イ・サンヨル)スポークスマンは、「具体的な北朝鮮訪問の時期と方法が速やかに妥結されなければならない」と話した。
シム・ソンジョン議員団首席副代表は、「金前大統領の北朝鮮訪問を党利党略的な対応や政略的議題にしてはならない」と強調した。