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2006年04月24日21時19分
http://www.asahi.com/international/update/0424/009.html
平壌で開かれていた韓国と北朝鮮の閣僚級会談は24日、韓国人拉致問題について「消息不明者の問題解決へ向け協力する」などとした8項目の共同報道文(合意文)をまとめ、終了した。北朝鮮の反発で、「拉致」の言葉は明記されなかった。韓国側によると、横田めぐみさんの夫の可能性が指摘される金英男(キム・ヨンナム)さんについて、北朝鮮側は「我々の当該機関で具体的に調査中だと承知している」と述べた。北朝鮮が金さんの調査に言及するのは初めて。
韓国が強く求めた拉致問題と朝鮮戦争時の軍捕虜問題の解決について報道文は「(朝鮮)戦争の時期とその後、消息がわからなくなった人の問題を実質的に解決するために協力することにした」と盛り込んだ。
韓国首席代表の李鍾ソク(イ・ジョンソク)統一相は終了後、金大中(キム・デジュン)・前大統領の6月訪朝計画について「基本的に意見をともにした」と述べ、北側と具体的日程などについて協議することにしたと明らかにした。
李統一相は金さんの問題について「数回にわたって韓国の立場を説明し、(所在などの)確認を要請した」と述べた。北朝鮮はコメ50万トン、肥料30万トンの支援を求めたが、韓国側は当面、肥料20万トンに限って実施する考えを伝えた。
報道文は核問題について「(6者協議の)共同声明が早期履行され、平和的に解決するよう積極的に協力する」とした。