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韓国が竹島問題で
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よくわかる 韓国政治・社会情勢
平成18年(2006)4月21日(金曜日) 第109号
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韓国版・偽メール事件、告発者は音無しの構え
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金ハンギルウリ党院内総務が「ハンナラ党の超大物政治家に関して、国民が驚愕するであろう事実を発表するつもりだ」と述べたのは4月14日のことだ。
ハンナラ党の超大物政治家といえば、大方の頭に浮かぶのは、次期大統領の座を争う朴槿惠代表か、李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長のどちらかだ。しかも告発者は、自民党に喩えれば党幹事長にあたる与党の院内総務だ。
国民が固唾を飲んで見守る中、金ハンギル総務が爆弾発言を行なったのは、3日後の17日のことだ。爆弾発言の内容は、「李明博ソウル市長が、2003年10月、京畿道加平郡にある某別荘で、若い女性たちと享楽(乱交?)パーティーを楽しんだ。
女性たちの中には30代の某私立大学講師もいた」というものだった。
若い女性との享楽パーティーといえば、中年以上の韓国人の脳裏に残っているのは、朴正熙元大統領だ。広大な大統領府の敷地の中に、安家と呼ばれる秘密のアジトを設け、夜毎、芸能人、女子大生、人妻、女性軍人など、中央情報部が調達した女性たちとの享楽に耽った。
次の全斗煥大統領とて同じこと。1989年公開された映画「ソウル ムチゲ」で描かれた、享楽に耽る大統領と、大統領に弄ばれて廃人同様にされる若手女優のモデルとなったのは、全斗煥元大統領と80年代を代表する人気若手女優J・Mだと言われている。
だが、「有力大統領候補が早くもスキャンダルで脱落か」と思われたのもつかぬまだった。
パーティーに参加した関係者の証言で、この告発が金ハンギル総務のとんでもない想像力の産物であったことが、その日のうちにはっきりする。
パーティーは享楽どころか、李明博市長が所属するテニス同好会の親睦パーティー、参加した約20名の女性たちも、テニス同好会の会員だった。告発の中で出てきた某私立大学講師は、さっそく金ハンギル総務をソウル地方裁判所に名誉毀損で告訴した。
統一地方選挙を一ヶ月後に控えた時点でのガセネタ告発に、ハンナラ党が頭に血が上ったのはもちろん、与党ウリ党内でも「コメディーの一語」「いくら元小説家といっても、ここまで想像力がたくましいとは」などといった揶揄の声が紛々だ。
別荘でパーティーと聞いただけで、あらぬことを想像するなど、売りだったスマートさが失墜した形の金ハンギル総務だが、進退まで問う声はほとんど起こっていない。
偽メール告発で、野党第一党の代表が辞任し、告発者も国会を去った日本の政界と違って、韓国は「謀略政治」「公安政治」という言葉があるように、ガセネタ告発には寛容だ。
ガセネタ発覚以来、告発者の金ハンギル総務は、知らぬ顔の何とやらで音無しの構えだ。
これまでの例のように、首をすくめてこのまま嵐が過ぎるのを待つ作戦だろう。
今回のガセネタも、与党不人気を一気に挽回しようとする起死回生の一手だったに違いない。
だが、目論見は完全に外れた。
圧勝と見られていたソウル市長選挙も、突然巻き起こった呉世勳(オ・セフン)ブームで、ハンナラ党に逆王手をかけられた形だ。
盧武鉉政権下、最後の決戦の場となる5・31統一地方選挙まで、与党絶対絶命のトレンドが続いていきそうだ。
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このようなスキャンダル事件が竹島問題の影で韓国内で起きていました。
やはり偽政者は何でも利用するんですね。
ここまで日本、韓国、北朝鮮の政治当局者が各々政権維持に有利になる条件が揃っていると竹島問題は3者合同のヤラセのような予感さえしてきます。