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竹島(独島)問題と韓国・朝鮮問題について感情的になっているようなので、その背景を冷静に見る必要があると思っていたとことろへ面白い「メールマガジン」の記事が来たので投稿します。
竹島(独島)問題の背景---メールマガジン「非公式情報 MailuX 202号」 より
By StrangeLove
竹島(独島)周辺の海洋測量調査を日本政府が計画、韓国政府の反発を買っている。両国は同島の領有権問題をめぐって対立してきた。その対立に火をつけた形だ。
世界的に見て、領有権の対立は珍しい話ではないが、いずれのケースも簡単には解決していない。特に竹島のケースは、日本が明治以降に行った朝鮮半島の侵略が絡んでくるため、解決は一層、難しい。日本側が領有権を主張する場合には、少なくとも江戸時代以前の出来事を根拠とする必要があるだろう。
豊臣秀吉が朝鮮半島の侵略、支配を試みて失敗したのは1590年代のこと。それから約300年間は穏やかにすぎた。両国の関係が緊迫するのは1875年以降だ。この年、朝鮮の兵士に守られた江華島に日本の軍艦「雲揚丸」が接近、軍事衝突に発展した。この事件の結果、日朝修好条規が結ばれ、朝鮮の鎖国体制は破られることになったわけである。
1894になると朝鮮南部で甲午農民戦争(東学党の乱)が起こり、李朝は清(中国)に援軍を依頼するが、これを見た日本政府は「邦人保護」を名目にして軍を派遣、仁川港沖で清国の軍艦を撃破、その6日後に日清戦争が始まる。
この戦争で日本は勝利するが、その前に現れたのがロシア。李朝の宮廷内で「親露派」と見られていた閔妃を暗殺するという事件を日本の公使が引き起こしている。
勿論、この暗殺事実はすぐに朝鮮の人々に知られることになり、暴動も起こっている。
つまり、朝鮮/韓国人から見ると、この時点で日本は朝鮮半島の侵略を開始していることになる。
第1次日韓協約、日露戦争での勝利を経て日本が韓国を併合するのは1910年。日本が竹島を編入したのはこうした最中、1905年のことである。
さて、日本には朝鮮侵略を肯定的に捉えている政治家が少なくない。
そうしたひとりが現在の外務大臣、麻生太郎であろう。
天皇の靖国神社参拝を求める発言を行った後、ニューヨーク・タイムズにまで激しく批判されている。
同紙に掲載された論説は、外相を誠実でも賢明でもないとしたうえで、第2次世界大戦中に日本が行った大規模な拉致と韓国/朝鮮人女性の性的奴隷化(従軍慰安婦)、生物兵器の実験、南京での虐殺が日本の学校では正確に教えられていないと指摘している。別のメディアでは、麻生家が経営する麻生セメントと数千人の朝鮮人労働者との関係が指摘されている。
1990年代以降、日本軍による組織的な財宝略奪作戦も世界的に問題視されるようになってきている。日本に対する風当たりは決して弱くない。
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感情論に流されずに冷静に討議をする必要があると思われます。
どうも最近の投稿を見ているとエージェントの工作としか思えないような「感情」を「刺激」するようなものを「恣意的」に「これでもか!」と「投稿」しているようなものが増えてきているような気がします。
(これではまるで2チャンネルではないですか!)
批判をする側、反論する側、お互いに充分に資料と論拠を示して討議するべきだと思います。
一例を示せば、日本の大使が一部の「不埒な韓国人」に原爆問題について不謹慎な態度を取られた事を以て全部の韓国人を野蛮人のごとく決め付けるような投稿がありますが、これなどまるで韓国が全体主義国家のごとく「全国民が一枚板である」かのような思考が投稿者にあることを感じてしまいます。
日本においてさえも「天皇の戦争責任」を云々した方が右翼から銃撃されるという事件が起こっており、アメリカでの「ブッシュ」と「胡錦濤」の歓迎式典に抗議者(ヤラセくさいが)が乱入するのですから。
少なくとも日本も韓国も民主主義を標榜しており、思想・心情の自由があります。
ですから、一部の不埒な個人の不謹慎かつ傲慢な目に余る行為が時に起こりえる事は致し方の無い事であると考えます。
しかし、そのような「無礼かつ無知で同族の共感を覚える事のできないと思える行為」ですら、冷静に対処できる事が別の意味での「国家の品格」とでも言えるものと思われます。
私はアメリカが嫌いです。しかしアメリカ人は嫌いではありません。別に自分の親戚がアメリカ人(ユダヤ人かも?爆笑)である事を差し引いたとしても、アメリカの知性には感服しております。
人間には感情がありますが、そうかといって「感情」だけではもの事はうまくいかないのは当然で、偽政者からすれば「問題の本質」を覆い隠すのに「感情」を利用するのはマキャベリの「君主論」を読むまでもないと思えます。
阿修羅ですら「ユダヤ人などみんな殺してしまえ」などと言うことを平気で書き込むキチガイじみた投稿者がおり、それに対する反論があるのですから。
(少々脱線しますが、私から言わせてしまえば、そのような人は「ホロコースト板」に投稿するべきではないとすら思えます。そのような偏向した思考・書込は結果としてシオニスト問題を民族問題へ「すり替える」結果が予想され、ただの暴力的過激派のレッテルが貼られる可能性が高いように思われます。)
※韓国・朝鮮の問題も同じですが、むしろ、これらの国は近隣諸国の問題で経済的にも軍事的にも日本にとってはより深刻な問題です。
未確認情報や「一部個人の不埒な行い」をまるで全体の事のように決め付ける「低俗」かつ「卑劣」な「品位」のない投稿が多すぎるような気がするのは、私だけでしょうか。