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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu118.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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領土問題は実効支配している国のものである。だから韓国は
竹島を実効支配している。つまり日本は外交戦に負けたのだ。
2006年4月20日 木曜日
◆竹島問題について 4月20日 地政学を英国で学ぶ
http://geopoli.exblog.jp/d2006-04-20
さて、最近飛び込んできた地政学に関する重大ニュースといえばまさに「竹島問題」。
日本が調査船を周辺に送るとしたことで韓国側がかなり過激に反応しております。
これに対する私見なんですが、どう考えても日本には勝ち目がない、というのが本当のところ。
要点ごとにまとめてみると以下のようになります。
1、過去何十年間にわたって韓国側が実効支配している。
領土問題というのは、国家間紛争の実に六割近くを占めるものなんですが、常に勝つのは実効支配していた側。日本は北方領土なども解決できておりませんが、これも「実効支配した側が勝ち」ということを示す典型的な例です。日本にはこれを力ずくでとりかえすという覚悟がない時点ですでに負け。
2、韓国側の目標がはっきりしている。
このような領土争いで勝つのは、つねに自分のほうに正義があると考えている側です。もちろん私は韓国側に理があるとはこれっぽっちも考えておりませんが、韓国の国内メディアによって韓国人は自分たちが侵略される!江華島事件の再来だ!という風に考えております。しかも重大なのは、これを追い払って竹島を取り返すのだ!という目標が国民の間でコンセンサスになっていることですね。このように目標をはっきりとさせている相手に対しては、アメリカのベトナム戦争での例や、日露戦争の日本側の覚悟からもわかる通り、力のある国側からしてもかなり手ごわいのです。逆に日本政府側は調査することでいったい何をしたいのかまったくハッキリしておりませんし、国民に対する説明も不足しております。つまり逆の言い方でいえば「プロパガンダが足りない」のです。
3、国際報道が韓国寄り
これは日本の報道スタイルそのものにも影響があると思うんですが、国内報道でも韓国側が怒っているのだ、という報じ方をしております。また、このBBCのサイトなどを見てもおわかりの通り、国際報道は韓国側の怒りや主張を一方的に示しているだけで、日本側の主張がほとんど見えてこない。つまりこのような報道を見た外国人が「義は韓国にあり」と判断してもやむをえない、ということです。 (後略)
◆竹島は韓国領土 2005年5月16日 真正引き篭もり
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/183242/
領土問題において最も優先されるのは実効支配である。
実効支配したものが勝ち。竹島問題はそれが全てだ。物事の正当性は別として、実効支配されてしまっている竹島を取り戻す方法を我が国は持たない。50年前、日本は領土紛争で韓国に敗れ、竹島を失ったのである。
何故領土紛争で日本は韓国に敗れたのか。
それは、第二次世界大戦で敗北したからである。
敗戦とそれに続く国力の低下により、我が国は韓国ごときに固有の領土を切り取られてしまような弱い国へと一時的に成り下がってしまったのである。
しかし、我が国が韓国に敗れたのは竹島紛争だけではない。
第二次世界大戦後の空白期間から立ち直り、先進国となってからも度々韓国に負けている。
戦争とは軍事行動を伴う外交である。
逆に言うと、外交とは軍事行動を伴わない戦争である。
その戦争において、我が国は節目節目で韓国に敗れている。
そのいくつもの敗戦の中で最も有名なのは名古屋五輪だろう。
韓国は日本が手中にしていたオリンピック開催という外交成果をものの見事に奪い取り、その国際的な地位を向上させた。また、ソウル五輪から十数年後には日本が手にしていたワールドカップ開催を物の見事にかすめ取り、国威高揚に利用した。
何故韓国政府は2度にも渡り、後出しじゃんけんで横取りを仕掛けたのか。
それは、我が国が世界で最も武力を伴わない戦争に弱い国の1つだからである。
韓国というそれなりに強い国からすれば、我が国は非常においしい戦争相手なのである。
日本は、外交という戦争に極めて弱い。
戦後50年にも渡り膨大な血税を様々な形で世界中にばらまいてきたが、それらは日本政府は金をばらまいて当然だもっとよこせという認識や、日本国民の血税で作られたものだとは誰も知らない建築物、意味の無いものを作って国土を荒らした事に対する反感などを得たものの、「実りある友好国を作る」という国是はほとんど果たされていない。(中略)
竹島は韓国の領土であり、韓国人にとっては騒ぐ必要はまったく無い問題であるにも関わらず、なぜ今になって騒いでいるのだろうか。
それは、韓国政府はどう足掻いても解決できない多くの問題を抱えており、それらへの不満が表面化するのを避ける為にありもしない現在進行形の領土紛争をでっちあげて利用しているというだけの話である。
フォークランド紛争に代表されるように、どこの国でも政治家は自分の無能さと解決できない問題を隠蔽する為に国民の目を紛争へと誘導し、保身を図るのである。
韓国の政治家にとって、既に決着のついている竹島の領土問題をさも今起こっている出来事であるかのように表面化させそれに参加するという事は、非常に旨みのある政治的行動なのである。なにしろ、日本が竹島を取り戻せる可能性は0であり、同時に日本が竹島を韓国領土だと認めることはありえないので、でっちあげた竹島問題を国民に認識させながら「竹島は韓国領土だ」と公で言っていればいるだけで、永遠にポイントを稼ぎ続けられるのである。
そのような安易な陽動に国ごと引っ掛かる韓国人はまぬけである。
ただ、20年ほど前まで独裁国家であった韓国は我が国よりも遙かに遅れており、日本のように敗戦とGHQという明確な変換点が無かった韓国はさらにもう少し後ろを進んでいるのだと僕は考えている。我が国で30〜40年前と言えば学生紛争真っ盛りの頃であるから、ちょうどそれくらいの時代格差があるのだと感じる。
同時に、ここ数年の竹島問題の表面化は韓国が日本に仕掛けた何度目かの戦争である。
実効支配というものが絶対的に近いまでの力を持つ今現在の世界において、具体的に竹島を取り戻す手段は軍事行動しかないと考える。公平な場で、などという馬鹿な呼びかけに応じる国家はいない。外交というのは、光栄の三國志の一騎打ちでは無いのである。勝ったもん勝ち、勝ち逃げしたもん勝ちなのである。(中略)
韓国に負けない国になる為に必要なのは、外交とは戦争であるという事と、戦争において最も重大な犯罪は敗北であるという事をしっかりと認識した、対外に長けた有能な政治家の登場だろう。
最後に付け加えておくと、政治家が竹島は韓国領土だと認める必要はまったくない。当たり前の事であるが、正当性は日本側にがあるのだから竹島は韓国領土であると認める必要はないし、認めるべきではない。
だが「竹島は日本領土だ」と声を大にして言う政治家は駄目である。
それは、韓国の政治家が竹島を現在進行形の問題であるとでっちあげ、本当に重大な解決し難い事柄から国民の目を逸らし、自身の無能さを隠蔽したのと同じ売名保身行為、即ち選挙民へのだまくらかし的ポイント稼ぎ行為だからである。あるいは、領土問題は実効支配した側が勝つという当たり前の事を理解していない本物の馬鹿である。
ただし、「竹島はどこの国の領土だとお考えですか?」という質問に対して韓国領土だと答える政治家は、馬鹿か天然物の馬鹿である。
(私のコメント)
今日は大分日本海の波が高いようですが、日韓関係も騒がしくなってきました。日本側は昨日も書いたように韓国側の善意に期待して問題を先送りにしてきましたが、そのことが結局は韓国による竹島の実効支配を認める結果になってしまった。韓国の政権は事あるごとに竹島を取り上げて日本に対する外交的勝利を称えるだろう。
このことに対して日本の外務省や政府の責任は大きいのですが、国民も「韓国はけしからん」と声を上げなかったから政府や外務省も外交問題になるのを恐れて問題解決を先送りにしてきてしまった。日本側が断固たる決意を示していれば実効支配することは出来なかったはずですが、韓国は日本が何もしないと見ていたのだろう。
問題はこれだけでは収まらなくなって、竹島問題を見ていた中国は尖閣諸島を我が国の領土だと主張し始めたことだ。おそらく中国は隙をうかがって実効支配を始めるだろう。それに対して日本政府はどれだけの対抗策が出来るのか。国民世論もどれだけ声を上げる事ができるのかが問われている。国民世論が一つにまとまらなければ政府も断固たる対応が出来ない。
日本政府も国内向けには威勢のいい事は言っても、外交では極めて上品であり奥ゆかしい。外交は戦闘を伴わない戦争だと言うことですが、中国や韓国やアメリカなどといった性質の悪い国に囲まれて、紳士的な外交が出来ない。大東亜戦争は日本がそれで切れてしまったのですが、感情的になったら負けだ。
現実的に武力を行使して竹島を取り返すのは無理であるし、韓国が実効支配している限り外交交渉で取り返すしかありませんが、北朝鮮に対する拉致問題に対する外交交渉も及び腰であり、日本側は気長に主張を繰り返すしかない。日本は民主主義国家だから国論が統一されるまでには時間もかかる。
朝日新聞みたいに「いっそのこと島を譲ってしまえ」
http://www.asahi.com/column/wakayama/TKY200503270067.html
という天然物の馬鹿新聞もあるように、日本の政治家やマスコミの中には明らかに外国の手先のような事を言う勢力がある。それに対して中国は一党独裁国であるし、韓国は反日思想教育で国論は固まってしまっている。だから中国や韓国には日本の代弁者はいないのだ。
アメリカにおいても中国人や韓国人の反日活動家が反日運動をしているし、それに対する日本人や日系人の意見はまとまらない。靖国問題一つとっても日本人同士で意見が割れるくらいだから、対外政策でどうしても強く出ることが出来ない。民主主義国である以上は反対意見も尊重されなければならず、意見を纏めるには時間がかかる。
しかし竹島問題にしても靖国問題にしても一旦立場を譲ってしまうと、問題をかえって大きくして中国も韓国も引くに引けなくなってしまう。アメリカに対しても一旦思いやり予算をつけると当たり前になってしまって感謝すらされない。問題の根源を探れば軍隊をもてないアメリカの植民地でしかないから、日本外交そのものがアメリカを通じてしか行なえない。
オリンピック開催もワールドカップの開催も韓国に横取りされましたが、韓国はアメリカに手を回して日本を黙らせてしまった。靖国問題もアメリカに働きかけているようだし、竹島問題もアメリカしだいなのだろう。日本の領土問題にはアメリカが深く関わっているのですが、韓国が竹島を占領したのもマッカーサーラインが原因になっているが、これは日本の領土を決めたものではないのですが北方領土もこれが原因でソ連に取られてしまった。敗戦のショックで日本人は腰抜け状態でアメリカに魂を抜き取られてしまったのだ。
領土問題はマッカーサーラインに原因がある