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200キロ漂着事件も関与か
『北』から覚せい剤、3人逮捕【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060513/mng_____sya_____009.shtml
北朝鮮から二〇〇二年十月、島根県・安来港に数百キロの覚せい剤を密輸したとして、警視庁組織犯罪対策五課と鳥取県警などの合同捜査本部は十二日、覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で韓国籍の男や暴力団幹部の日本人ら計三人を逮捕。同十一月に鳥取県・境港近くの海岸から約二百キロの覚せい剤が見つかっており、同じグループが密輸をしようとしたが回収に失敗し、結果的に覚せい剤が漂流したとみて追及する。
調べによると、〇二年十月の密輸にかかわったとされる北朝鮮の貨物船「TURUBONG−1」が〇二年十一月下旬に鳥取県沖の海岸を航行し境港に入港していたことが判明した。
さらに同月二十八日以降、鳥取県大山町の海岸に約一キロ入りの小袋に分けられた覚せい剤約二百キロ(約百二十億円相当)が漂着。直前にTURUBONG−1が松江市沖を航行していたという。同課は、同船から投入された覚せい剤が潮の流れで、同町に流れ着いた疑いがあるとみている。
同課などは十二日午前、覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕した韓国籍の長野県伊那市大字伊那部、無職禹時允(ウー・シユン)(59)と東京都板橋区中丸町、暴力団極東会系組長宮田克彦(58)の両容疑者に続き、午後には同じ容疑で鳥取県米子市皆生五、遊漁船業権田修容疑者(54)を逮捕。ほかに暴力団関係者ら数人の逮捕状を取った。TURUBONG−1など十カ所を家宅捜索、航行日誌などを押収した。
調べでは、禹容疑者らは〇二年十月、北朝鮮の清津港で覚せい剤数百キロをTURUBONG−1に積み込み、島根県の安来港から密輸入した疑い。宮田容疑者がこのうち少なくとも百キロを売りさばいていたとみられる。
禹容疑者は、過去複数回にわたり中国経由で北朝鮮に入国し、密輸の手引きをしていたとみられる。北朝鮮籍だったが一九九一年、韓国籍を取得した。
TURUBONG−1は北朝鮮の貿易会社が所有し、二〇〇〇年ごろから清津港と境港を月一回程度往復してきた。