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(回答先: Re: 「原発の町を追われて〜避難民・双葉町の記録」 投稿者 gataro 日時 2012 年 7 月 20 日 19:59:35)
沈黙の風景 〜松本竣介 ひとりぼっちの闘い〜 投稿者 gataro-clone
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http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2012/0805/index.html
【日曜美術館】
沈黙の風景 〜松本竣介 ひとりぼっちの闘い〜
中野淳さん(画家)
原田光さん(岩手県立美術館館長)
津田寛治さん(俳優)
太平洋戦争直前の昭和16年、軍部が「国策のため筆を取れ、戦争画を描け」と命じたのに、ただ一人異を唱え、「画家は腹の底まで染みこんだ肉体化した絵しか描けぬ」と言い放った“抵抗画家”がいる。当時29歳の青年、松本竣介(1912−1948)である。
耳が聞こえないため徴兵を免れた松本は、戦争中ほとんどの画家が戦争画にまい進する中、ただ黙々と東京や横浜の建物や街角をスケッチして歩いた。空襲の最中も、「爆弾で吹き飛ばされるまで仕事をするさ」とスケッチを続けた松本。『Y市の橋』『ニコライ堂』など、暗く沈みながらも静ひつな美しさをたたえた戦時下の風景画は、昭和を代表する名作となった。今年は、松本竣介生誕100年にあたり、全国各地で展覧会が開かれている。
番組では、戦争中、ひたすら風景画を描き続けた松本竣介の、ひとりぼっちの闘いを描く。