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火の鳥はいつも思うのだ。
生物が滅びてまた現れて進化して、栄えて滅びた・・・
火の鳥の前で何度繰り返されたことだろう・・・
どんどん文明を進歩させて結局は自分で自分の首をしめてしまうのに。
「でも今度こそ」
と火の鳥は思う。
「今度の人類こそ、きっと、どこかで間違いに気づいて・・・」
「生命を正しく使ってくれるようになるだろうと・・・」
(参考:手塚治「火の鳥 未来編」)
「火の鳥 未来編」によると、人類は25世紀に文明の頂点に達し、その後、徐々に衰退し、やがて超水爆により完全に滅びしまう。
そして、何十億年か後に、また、新しい生命が生まれ、また新しい人類も生まれる。。。
恐ろしい予言であるが、妙に信憑性を感じる。
現在は21世紀でまさに科学が、半導体を与えられたことにより、急速に、加速度的に進歩している。
しかし、人類にとって大事なことは今も昔も未来も、「仏・法・僧を篤く敬うこと」である。
http://blog.goo.ne.jp/ftsoul/e/20fd6847d701403ace7e8fdc2fe107cf" target="_blank">・仏とは宇宙の真理を知ること
http://blog.goo.ne.jp/ftsoul/e/8190c0d7084695c18e0a96d14a20a1d3" target="_blank">・法とは正しい決まりを知り、それを実行すること
http://blog.goo.ne.jp/ftsoul/e/fea109c53a6d41f126e9770d4cba0992" target="_blank">・僧とは正しい人を知り、学び敬う事
たとえ、どんなに科学が進歩し、文明が発展しても、宇宙の真理に反しているならば、そこには何の幸せもないことに気づき、やがて、人類はなぜ生き続けているのかが見えなくなってしまうのだろう。
人類はそのエゴゆえに進歩しているが、それを克服することが与えられた使命なのか?
「仏」とは、宇宙の真理であり、無常であり、あるがままであり、自然である。
科学の進歩は宇宙の真理を目指すべきである。
短絡的な利益を求めるために出し惜しみするのではなく、多くの人が、その恩恵を受けるべきであり、お金ではなく感謝という形で科学者に報いるべきである。
「法」とは、正しい決まりであり、宇宙の真理に少しでも近づくために、人類が自然にあるがままに守るべきものある。
残念ながら、正しい決まりと、法律とはかけ離れているだろう。。。
「僧」とは宇宙の真理、正しい決まりを教えてくれる人たちである。
正しい決まりを教えてくれる人は、手塚治のようにほんのわずかしかいないのだろう。
手塚治は、自分の持っている正しい決まりを多くの人に教えてくれるために、亡くなる直前まで、精力的に膨大な量のマンガを残してくれたのだろう。
我々は、偉大な人が残してくれた教えを一部だがデータとして保存することができ、多くの人がそれを享受することができるようになった。
ソフトウェアが果たすべき責務は無限となった。
正しい決まりも保存されることとなった。
正しい人の行いも保存されていることだろう。
悪い行いも記録されることとなった。
表に出てこない悪い行いも必ず、後世には解明されるだろう。
時間はかかるだろうが、宇宙の真理を目指したいと思う。