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時は1882年4月26日、ロンドンのウェストミンスター寺院でチャールズ・ダーウィンの葬儀が行なわれました。
一部の人々にとって、進化論の自然選択説で“神を退位させた”として非難された人物を埋葬するには、教会
はこの上なく不相応な場所だと思えるかもしれません。ところが、ダーウィンの墓は1世紀以上もそこにあるのです。
1859年にダーウィンの「種の起原」(Origin of Species)が発行された後、進化論に対する神学者たちの態度は
徐々に変化しました。神学者カルロ・モラリは、「公然の戦闘状態」という局面が今世紀の初めに「停戦状態」
に変わったいきさつについて書き、1900年代の半ばには「休戦状態」が生じ、最後に今日の「平和」が訪れた、
と述べました。