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科学者は基本的に、ダイヤを硬度の高い炭素と見るだろう?
ダイヤがすごいと思う人もいれば石をすごいと思う人もいるはずだ。
ただの石ころでも、それをすごいと思う人なんて、いくらでもいるはずだぜ。
俺の祖父は石を拾ってコレクションしていたな。
小さな頭蓋骨みたいな形をした石だとか、象の足そっくりに見える石とかな。
雑誌のタカラヅカレビューだったか、舞台写真とそっくりな模様をした石も拾ってたな。よく見つけたものだよ…。
お前なんて、空の雲の形みても何も感じないだろう。
そういやオヤジも…中が金色の石を拾ってきていたなあ。
俺の高校時代の名物センコウは地(質)学が専門で、デパートに行くときでも黒鞄にハンマーを入れてたらしい。
例えば、お前がM君は、すごいと思っても、サラさんはM君のことを、ただのハゲオヤジと思うかもしれない。
お前が、いまのM君は、おちたなと思っても、サラさんは素敵と思うかもしれない。
俺がサラさんを好きと思っても、サラさんは俺のことが好きかもしれないだろ←?
価値というのは、誰か(その人)が決めるのであって、人や物に価値が決まっているわけじゃないだろう、発想の転換だな‥‥。
なにが欲しいかというのが人によって違う以上に、同じ人でも、真夏に暖房は要らないだろ?
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ここで“訂正”だが、
市場原理で、ものの価値が決まるんじゃなく、ものの価格が決まるんだな。若干不正確なところがあったようだ。
まあいずれにせよ、
変動相場も限界効用もあるわけだな‥‥。