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(回答先: レーベンス・ボルン計画 (人間交配牧場は南極の地下!?) 投稿者 コスモス栽培 日時 2006 年 1 月 27 日 18:20:29)
紀元2〜3世紀頃まで地中海地域に流行した宗教思想。現在までよくわからなかったが、エジプトの「ナグ・ハマディ」で発見された13巻、49種の文書群(トマス福音書など)によってほぼ明らかになった。「シリア派」「アレキサンドリア派」などがあるが、その思想は極めて現世否定的であったため、キリスト教と対立し、激しい攻撃をうけ、3世紀以降哲学界からきえた。それによると、神から「流出」した様々な「アイオーン(宇宙を司る様々な力概念、時期、次元、周期。ある種の天使)」のひとりの「ソフィア(知恵)」は神の偉大さを知りたくなり、それを登るが、途中で落ちてしまう。その時、低次世界で「ヤルバダオト」を流出してしまい、彼は低次世界を物質的に創造し、それによって、神と同じである人間の本質を肉体に閉じ込めた。よって、この世(つまり、ヤハウェはヤルバダオトであって、それが創造したこの世)は悪であるというのだ。この思想は錬金術に、また心理学者のユングに多大な影響を与えた。