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(回答先: また、旭と龍だよ。 投稿者 月の輪 日時 2005 年 12 月 09 日 11:12:48)
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ある日、スーツを着た男があなたの事務所へやって来てこう言います。
「私、このたび○○会社から事業を引き継ぐことになりました、●●会社の××と申します。次回の入札から参加しますのでよろしく。」
そう言って名刺を置いていきます。
あなたはあわてて建設業協会の会長に電話します。
「今、こういう●●会社の××と名乗る男がやってきたが、あいつの話は本当なのか?
○○町の○○会社は、あそこへ会社を売ってしまったって言うことなのか?」
すると、会長は答えます。
「あいつの言うことは全部本当だ!
次の入札はちょっともめるかも知れんが。わしに任せておいてくれ。」
会長の声には、苦々しい響きがありました。
そして次の入札が終わって、あなたは呆然とした気持ちで入札会場から出てきました。
本日行われたすべての入札が、設計価格の87.3%で落札されたのです。
落札したのは○○会社を買収した、●●会社でした。
「これは大変なことになった。
次の入札からずっとこんな事が続くのか?」
あなたはまるで、悪い夢でも見ているようで、足が地についていないような感じがして
いました。
これは絵空事の話でしょうか?
いいえ、全国各地で実際に起きている事件です。
「全国各地で実際に起きている事件?
そんなことは聞いたことがないぞ。
それにわしのところは、建設業者どうしの結びつきがまだまた強いから大丈夫だ。
こんな脅かしには乗らんぞ。」
そう言われた方もいらっしゃいます。
しかし、次の事実を知ったとき、どんなに結束がしっかりした地域にお住まいの方でも
安心出来ないと思われるのではないでしょうか?
なぜ会社を売ってしまう人がいるのか?
この現実を真剣に考えたことが、おありでしょうか。
それを知ると、びっくりして腰が抜けそうになります。
例えばあなたの会社の資産が1億円あるとして、売却するとなると、税金などが引かれますね。
いったいいくら残るか?ご存じですか。
あなたの手元に残るのは、1000万円です。
もっと悪いときは1円も残りません。
逆に借金が残るときがあります。
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