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“ニュースに非ず”
…土曜日の夜などに、そろいのジャンパーでたむろするギャルチームと呼ばれる少女たちが、暴力団と関係の深い「面倒見」に上納金を払っていることが八日、広島県警の調べで分かった。
広島東署などは九月〜十月、チームを脱会しようとした少女二人をリンチしたとして、面倒見の中区、無職少年(19)とメンバーの少女十五人を傷害容疑で逮捕。供述などから、ギャルチームの実態が浮かび上がった。
調べでは、少女らはチーム間のトラブル解決の名目などで、一人当たり毎月千円〜二千円を面倒見に上納。暴力団組員の出所祝いなどで、現金を要求されるケースもあるという。東署は今月二日、チームの少女から出所祝い金を脅し取ろうとした疑いで面倒見とみられる安佐南区の建設作業員(25)を逮捕している。
一方で、少女らは高級ブランド品を購入するため、面倒見の紹介で飲食店で働くなどし、介在した面倒見らが少女の報酬の一部を手にしている可能性もあるという。
県警は市内で六チーム、約五十人のメンバーを把握。暴走族と同様に各チームに面倒見がおり、暴力団が支配しているとみる。少年サポートセンターは「暴力団の資金獲得のために、少女たちが利用されている」との見方を強め、保護者への実態の説明や、離脱の支援に力を入れる。