現在地 HOME > 番外地4 > 777.html ★阿修羅♪ |
|
<読売+稲川会>vs<朝日+山口組>
新聞社とヤクザの切り口は確かに興味深い。戦後、左翼勢力が蔓延していた読売新聞に、警視庁No2の正力(しょうりき)が乗り込んで乗っ取り「右翼化」「自民党新聞化」に成功するわけです。一方、戦中右翼の「朝日新聞」は、河野一郎や山口組と組んで「左翼路線」まっしぐらとなります。
「河野一郎+朝日新聞+山口組」が結びつく理由。河野サイドからすると、「岸→大野→河野→佐藤」の順で次の次で首相になることが児玉誉志夫との密約で決まっていたのに、「岸→池田→佐藤」となって裏切られ、児玉に反旗を翻す。一方の山口組、は関東進出で政治家のバックアップがほしく、在日ヤクザ組織「東声会」と連携して「全国制覇」に乗り出した。朝日は、反自民・反児玉・親共産の立場でこれに連携する。
オリジナルの「山口組」(神戸)の中の台湾系・朝鮮系の比率は相当なものと思われます。関東の在日「東声会」は反共(韓国系)ヤクザですが、山口組とつながった後は、どのように変質したのか、不明です。
乱暴なくくり方をすると:
<児玉+読売+稲川会&住吉連合>vs<河野+朝日+山口組>
という図式は成り立つかもしれません。