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反日デモ、在外公館警備に自衛隊員派遣も検討
町村信孝外相は14日午前の参院外交防衛委員会で、中国の反日デモで日本大使館に投石が行われたことに関連し「(大使館員が)安心して仕事ができるようにしっかりとした警備がどういう形で可能なのか、関係省庁と相談しながら対応しないとならない」と述べ、在外公館警備に自衛隊員を派遣するなどの対策を検討する考えを示した。
外務省はイラクで03年に起きた外交官殺害事件を受け、イラクやアフガニスタンなど危険度の高い在外公館への自衛隊員派遣を防衛庁に働きかけているが、調整が難航している。大野功統防衛庁長官は同委で「自衛隊として任務遂行のためにどのような法的措置が必要なのか、前向きに検討したい」と答弁、自衛隊員が在外公館を警備するためには新たな法整備が必要との認識を示した。
GJ町村外務大臣。この前の中国政府に対する「デモ被害の謝罪と補償」は神発言ですた。
さて、今日は要人警護や現在の外交官の警備について日本・外国含め。
要人、まぁいわゆる政府の偉い人が国内(海外含)には各都道府県本部の警察本部警備局というところからSPが付きます。総理大臣は何人かは分かりませんが、各政党の党首・各大臣に約二名づつつくそうです。当然銃で武装しております。例えば小泉総理大臣を警護するのは警視庁から派遣されてくるSPです。また、皇室の方には皇宮警察から派遣されるSP(皇宮護衛官)が警護につきます。以前サブマシンガンを誤射したとかで、ニュースになった事がありましたね。もちろん、錬度は相当のものです。管理人は中学校が東京千代田区の学校だったこともあり(皇居から1kmもない位置。靖国神社までは200m)皇宮護衛官を親に持つ友人が結構いました。皇室の方が海外を訪問をされる際は一緒についていかなくちゃならないので、一ヶ月家を空けるとかしょっちゅうだそうです。外交官の警備に関しては・・、スイマセンこれといった情報が無くて。大使館は基本的に外側はその国の警察、内側は民間の警備会社だそうですよ。
外国、ここではアメリカを例に挙げてみます。アメリカは過去に何度も大使館や在外基地がテロにあった関係もあり、非常に厳重な警備を敷いています。大使館の警備はアメリカ海兵隊が担当し、外交官は国務省から訓練を受けた護衛が派遣されてくるそうです。またアフガンやイラク等現在も戦闘状態が続いてるような地域では、特殊部隊が要人警護や大使館警備を担当することもあり、海外のミリタリー系の写真サイトではそんなものがウジャウジャ出てきます。
また民間警備会社、ブラックウォーターズ社も有名ですね。元軍人や元特殊部隊員で構成され、要人警護や施設警護を請け負う民間会社です。武装しておるのですが実にハイレベルなもので、小銃や拳銃はもちろん、ヘリ・装甲車・機関銃まで装備してます。一昨年にはこの会社の構成員が包囲されていた海兵隊(建物の屋上で身動きが出来なくなっていた)の救援に駆けつけ、負傷兵を自前のヘリでアメリカ軍基地まで運んだって話もあります。