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世界の目と耳はイラクに集中しているが、この戦争も実はもっと大きな戦争のカムフラージュではないのかと最近考えるようになってきた。ご存知のように先週、パレスチナでは巨星が落ちた今、アラファト後のパレスチナをどうするのか水面下での動きが続いている。
このパレスティナ問題といわれるものの本質は、イスラエル問題であり、それの理念である「シオニズム運動」こそが中東問題の鍵である。イスラエルを支援するアメリカ保守層に巣くっている「キリスト教原理主義」とイスラエルの「シオニズム」の結託が描く「新世界秩序(New World Order)」建設のための戦争が始まっているとしたら・・・。
←大イスラエル王国の完成予想図
(シオニスト強硬派は、ナイル川からユーフラテス川までの領域を“神に約束された自分たちの土地だ”と主張し続けている)
世界は劫火に焼き尽くされるのかも知れない。
というのはかれらはそれを望んでいるからだ。
911以降のアメリカは変質した、というよりもその本質が剥き出しになったような印象がある。
強大な国家管理に市民生活は監視され、自由な言論も封殺されようとしている。「自由」と「民主主義」の象徴として「夢」を世界へ与えていたアメリカは姿を消してしまった。
「金=米ドル」による支配だけでなく「軍事力」による「恐怖」で唯一の超大国、覇権国家として傍若無人に振舞い始めたアメリカを世界は今目にしているのだが、これまでの常識ではこの行動を合理的に、理性的に理解するのは甚だ困難である。世界は思考停止に陥っている。
何がアメリカに起こっているのだろうか?
と考えている時に出会ったのがこのページ。
▼シオニズムとキリスト教原理主義
>ここ数十年間のアメリカにおけるユダヤ系思潮と論調は圧倒的にリベラル派だった。他の民族集団に比べてもリベラル度の高さが目立った。しかし、リベラル派は現在混迷を深め、その混迷の中心にイスラエルがわだかまっている。われわれが確認すべきジレンマは、イスラエルが国家として機能しているかぎり、また機能しないと近隣諸国にすり潰されてしまうのだが、ともかく機能しているかぎり、ユダヤ系アメリカ人はその影響を受けて保守化するばかりでなく、保守化せざるを得ないということだ。
>キリスト教原理主義者たちにとってシオニスト・ユダヤの活動は、長期的に見た場合、自分たちの野心を遂行する上での単なる“駒”でしかないのだ。もっともシオニスト・ユダヤ側も同じことを考えているだろう。両者はお互い利用し利用される“危険な関係”にある。
このページの大元のサイトに転ずると、まさに目から鱗というか、瞠目するような、俄かには信じ難い記述が続く。
■シオニズムの秘密
「シオニズム」とは何か?
「シオニズム」(別名 ZION主義)とは、パレスチナにユダヤ人国家を建設しようという思想である。聖地エルサレムの「シオンの丘(ZION)」にちなんで名付けられた。
「シオニズム」は、当初、「民なき土地に、土地なき民を」をスローガンとしたが、パレスチナを「民なき土地」にするためには、そこに暮らしている人々を追放し、あるいは殺すことが必要であった。
現在のイスラエル政府の「シオニズム」は、人種差別的なイデオロギーと軍事思想に基づいている。
このまま「シオニズム」が生き続ける限り、悲劇の連鎖は続く。
この「シオニズム」が解決(解消)されない限り、中東に真の平和は来ないと断言できる。
※なお、注意してほしいが、「反シオニズム=反ユダヤ主義」ではない。本質的に、シオニズムとユダヤ思想は別物である。シオニズムを批判しているユダヤ人も多く存在する。
本当にこうした狂信集団が権力の中枢に食い込んでしまっているとしたら・・・、世界が劫火に焼き尽くされるまでこの戦争は拡大するのかも知れないと不安になる。
単なる陰謀史観、杞憂であれば幸いだが。
▼アメリカでくすぶる白人至上主義勢力の実態
>アメリカのネオナチも決して一部の過激派集団ではない。彼らの背後には、ネオナチと根本的に同じ思想──白人による社会支配を目指し、厳格なキリスト教原理主義と社会秩序を擁護し、同性愛、中絶、ロックンロールや黒人・女性の解放などのリベラル政策を嫌悪するなど──を共有するアメリカ開国以来の保守本流層が存在しているのである。こうした保守層は現在の連邦政府によるリベラル政策をネオナチ同様に心の底から嫌悪している人々なのである。
>アメリカのネオナチの本当の恐さは、一部のカルトや一部の跳ね上がり分子による運動ではなく、彼らの活動が、こうしたアメリカの主流を占める保守グループとその政策を共にしている点にある。今後、アメリカの白人至上主義勢力がどのような動きを展開させていくのか、アメリカ一国の問題ではなく、“世界の将来”に影響を及ぼす問題だけに、絶対に目が離せない。
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このサイトはかなり以前に開設されているようだが、最後の部分は今回のアメリカ大統領選挙の結果を予言しているようで背筋が寒くなる。