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(回答先: カバラという字の入る「酒鬼薔薇聖斗」(神戸事件)と「小林薫」(奈良事件)をアナグラム解析 投稿者 サラ 日時 2005 年 12 月 13 日 20:59:19)
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良書主義 │ 娯楽図書 │ ビジネスなどなどの実用的資料データベース│
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一部 │子ども・主婦 │ 市民(起業家・非学校的学習者・専門家 │
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館内閲覧 │ 貸出 │ リフェレンス・生産・ナビゲーション │
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│ 出版社と図書│ 情報生産者(書き手・出版社・ミニコミ制作│
│ 館は非協力 │ 起業家予備群・職人・芸術家・ライター) │
│ │ と図書館は協力関係 │
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図書館病の根は深いのです。
これは私設電子公共図書館の青空文庫(www.aozora.gr.jp)の富田さんの考えが
そも そも貸出(+閲覧)中心主義であることからも分かります。
収録しているものが
(純)文学ばかりであること
現在のトピック(問題・課題・経営)に関して役に立つ資料がない
読むことができる閲覧だけ
リファレンスはない
無料絶対主義
富田さんは1950年代生まれですが、実際にやっていることは、貸出中心主義の図
書館なのです。
これだけ、根をはっている「病」であるということは、前川さんの個人の責任でも
ないし、前川さんが前川主義とは違うことを言っていたとしても、実はあまり関係
がありません。
1960年〜1990年までをおおっていたかなり普遍的なパラダイム、思考方法なのだ
ろうと思います。
さらにつけ加えるなら
貸出中心主義の前提
情報は上の方からでてくるものである →市民が作る
情報は特権的な物である →市民の情報が重要
情報は中立的な物である →情報は非中立・メディアリテラシーが必要
問題は、流通である →生産過程も問題
情報生産者はもうかっている →儲かっている人は少数
情報はただで配布してよい →全部がただだと困る
情報生産に援助する必要はない →情報生産は援助される必要がある
読者は経済的に弱者である →いつも弱者だとは限らない・作り手の方が
脆弱である場合がある
前川さん個人ではなく、「1960年〜1990年までをおおっていたかなり普遍的なパ
ラダイム」自体が問題なわけです。