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(回答先: Re: 月暦 吉田有希ちゃんの死に方といい、この国にはサイコキラーがいる。 投稿者 月の輪 日時 2005 年 12 月 24 日 09:27:49)
(以下)
魔女の集会といえば、「サバト」である。
この他に「エスバット」という集会もある。
この2つの集会の違いは、「エスバット」は、グランドマスターと12人で構成される集会(この組織を「コヴェン」という)であり、「サバト」は「コヴェン」が幾つも集まって行われる集会である。規模と行事が大きく違う。
「コヴェン」は、先述したように、決まって13人で構成され、1人欠ければ1人補充の形を取っていた。
この「コヴェン」とは、同村の者、または近郊の者で構成をし、日頃の行いの報告や指導など事務的処理のための集まりであった。そして、この「コヴェン」単位で実際に呪文を使い、占いをし、更に治療まで行っていた。
しかし、「コヴェン」がグランドマスターと12人を加えた13人であったと言う説には反論があり、また無視されることもある。 これは13人であった例が少ないからである。つまり確証となるものがない。
もしかしたら13人なのかもしれないし、本当はもっと多数か少数であったかもしれない。
しかしこの「13」という数字にはそれなりに意味があった。
* 13の意味
「サバト」とは四季毎にそれぞれ一回ずつ行われた「大集会」である。
「サバト」とは、「コヴェン」で使用する、新しい「呪文」や「占い」、または「治療」の伝授の場である。
そして「サバト」は、夜中に行われた。これは悪魔の項で述べた「サトゥルヌス祭」などの名残かとも思われる。
以上の2つが「魔女」の集会である。
現代では「サバト」だけでどちらの集会も指す。