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(回答先: 電車は新宮駅で脱線、栃木の子、死亡推定時刻午前3時頃だってさ。 投稿者 月の輪 日時 2005 年 12 月 09 日 16:43:13)
(以下引用)
キャトル・ミューティレーション
中には初めて聞く言葉である人もいるだろう。
意味は「家畜の切断」であり、アニマル・ミューティレーションと呼ばれる事もある。(家畜だけでなく犬や猫の報告もあるため)
では、その内容はというと、話は1970年代後半に遡る。
この頃、米国において奇妙な牛の変死体が多数発見されるようになった。
その死骸は、鋭利な刃物もしくはレーザーのような物の切り口で、目や内臓、性器等が切り取られ、体中の血液が抜かれていたのである。
また、死骸の周囲に人間の足跡は無く、人為的に行われたものでもないらしい。
以上が事の顛末である。
さて、この事件、未だに騒いでいるのは、やはり日本だけ。
というのも、既に米国では決着しているのである。
しかも、1980年に。
この年、二つのレポートが報告されている。
一つはワシントン州アルカンザスの二人の警察官によるもの。
もう一つが元FBI捜査官ケネス・M・ロンメル・ジュニアによるものである。
いずれも、キャトル・ミューティレーションを実際に実験したものだ。
やり方は簡単。
自然死した牛の死骸を野外に放置し、それがどのような変化をするかを観察したのである。
前者の報告書では、観察していくうちに、牛の舌が消え、目がえぐられ、肛門は丸く穴を開けられた。
そして、体内から血液が消え失せた。
その時、彼らは犯人を目撃している。
勿論、宇宙人などでなく「アオバエとスカンクとハゲタカ」であったらしい。
つまり、野生動物の補食によるものだったのだ。
体の柔らかい部分は真っ先に狙われ、歯やクチバシによる切り口は、まるでレーザーメスで切り取ったようだったという。
また、血液は地面に吸い込まれて流れさっていた。
ロンメルはさらに、定点観測した牛の死骸がミューティレーションされていく様を写真に写している。
また、死骸の損なわれた部分は全てのケースで上側である事も判明した。
その上、この件に関する奇妙な現象(UFOの目撃、謎の物質の付着、木の枝にかかった死体等)は全て誤りかデマである事も突き止めている。
そして、導き出された結論は「キャトル・ミューティレーションは過去にも起きていた、当たり前の牛の死体の自然な変化」という事だ。
昔から起きていた現象を、誰かが奇妙だと思い込んで報告したために、それまで起きていた同様の事件が怪奇現象として広まってしまったというのが一般的な考え方である。
この報告により、色めきたっていた各地の牧場主達の騒ぎは沈静化に向かい、この現象は現在ではほとんど報告されていない。
日本で怪奇現象扱いされているのは、上記のレポートの認知度が低いのと、毎年一回ある例のUFO番組のせいであると思える。