マスターの格をもった成人を想うとき、正しいことには頑固で、自由に対しては軟弱であることが当然であるならば、奴隷は軟弱さを欠き、自由人は頑固さを欠くということだろう。また、法を語って国家を支持しても褒められるのは頭脳価値を編み込み、真と知を摩り替えるからかも。
孤児が勉学に勤しみ弁護士になったとて、美談というには余りに醜悪だろう、けっきょく余裕が無く、趨勢価値の中心を攻め、成れたのが国家の犬ならば。国家の制度基盤で、国家の特権、制度特権を認め護るように体系があれば。
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