インドネシアのフローレス島の洞穴で見つかった身長１メートルと小型で、脳容積（３８０立方センチ）も小さい新種は、１万８０００年前まで生き永らえた。女性の全身の骨格や、顎の骨などを発掘し、歯牙や頭骨の形態などから原人に近いとされてきた。２００万年前に猿人は、ホモ属（科の下で種の上の分類階級）を生じた。ホモ属の原人・旧人・新人は大型化し、一律に脳の容積も大きくなったが、実際には多様な進化を遂げていたようである。

国内で亀井といっても珍しい姓ではない。カメイ名はインドネシア島嶼部の古い部族（部族長）にも多く見られる。諸島は海面が下がった氷河期にも地続きにならなかったため、大陸とは異質な生態系を保っている。７００万年前にチンパンジーとヒトが分かれたが、さらに孤島に生息する動物種に見られる小型化で、ジャワの旧人から新人が分かれた。この新人の性格は獰猛、進取の気風に富みつつも、優柔不断な一面が有り、性向としては報復（制裁）傾向の強い粘着気質であったことが知られている。４万年前にインドネシアに一部新人（カメイ族等）が進出し、先住のモーレス族を絶滅させたため、混血を生じなかった。新人は日本列島への移住後も比較的に純血を維持した。純血種であることによる劣性遺伝（隔世発現）の好例がある。例えば政治家の亀井静香（自民党亀井派）会長は以前、自民党総裁選への対応として「総裁選では負けたが挫けるわけにはいかない。七転八倒するかもしれないが、やるだけのことはやる」と述べた経緯がある。他方で亀井氏は、郵政事業の政策提言に関して都内で講演し、内閣改造で入閣を求められた場合には入るが、何れにせよ全力を挙げて応援する用意がある旨、語っている。

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