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要は正と負だったわけですね。この分裂のほうが大きいかもしれない。(笑)
しかし、これについては、西洋の“専売特許”ではないわけで、
それこそ「陰」「陽」道、ということになるでしょうね。表裏で2、偶数ですね(笑)
日本の七五三にしても、奇数の系とは必ずしもいえないでしょう?
ことに五七五など、朗唱すれば拍節は、休符を入れて888ですよ?
それゆえにこそ、呼応関係の収まりのいい“完全終止の”韻文なのですね。
しかも8のモジュールに均等化されていることで、グリッドを連接していけるはずなのです。
そこで余情が延長されるものとして朗詠するわけですが‥‥ただ無伴奏では完全休符の残り2小節(8音分)は欠損し、西洋的フォーマットが崩れてしまうはずです。
五七五も、七五三もそうなのでしょうが、奇数の3ブロックとなりますね‥‥ですが、ここでは私は着想までに留めましょう(音節のスコア化について詳しくは不世出かつ埋もれた専門家に譲るとして)。
したがって純粋に西洋の真骨頂といえば、正負に、さらにXYを絡めて“厚顔にも”単純演繹の2×2の系を創出したことかもしれないのです。この方陣(四拍奏)中心主義が、傍系に追い遣られたワルツ(例えば有袋類のような)と相容れずに屹立しているということなのでしょうね。
(このあたりは、形式神経症との絡みでサラさんにはお話したはずですが?)