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デカルトは西洋2元論の祖のような扱いですね。
それが強引な統合理論であるところの弁証法‥‥の前奏曲になったようですよ。
なにしろ、矛盾すら超えていけるのであれば、見切り発車で何をやってもいいわけでしょう。
これこそモラルハザードの極致ですね。
デカルト平面において、ヘーゲルとニーチェの交差する展開は、悪の延長とも
云えるものだと思いますよ。
つまりね、実体的な魅力で超えるか、観念の世界精神で超えるか、といったあたり‥‥。
この二元論は、今回のテーマではないはずですがね。
そんなわけで、選民救済と世界政府というのは、強引な統合、
善と悪の統合による争いの克服といった、奇妙な悪人正機、赦しの哲学に
繋がっていくのではないでしょうか?