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昨日、夢見たのね、サラさん…。こんな感じダヨ。
「シンタさんに風呂に入ってもらうんだ、沸かしてやってくれ」
「パパ、それだと、ぼく変なことしちゃうかも」
「まあ、和夫も小学生になったんだから、そうなるのが自然なんだ」
「パパ、でも、うちはオデン屋だから、お風呂、沸騰させちゃうかもしんないよ」
「うちでも…オデン屋というものは、お客の目の前で、すぐ食べられるように、
美味しそうにトロ火で煮るんだ、それも値段のうちだ」
「そうなの?」
「だからこそ、角天とか、半ペンとか、モチ巾着とか、蒟蒻、バクダン、
昆布巻きとか、スジ・ジャガとか、鬼玉とか、具材さん達には、
よーく温ったまってもらうように、予め強火で下ごしらえしていたんだよ」
「ふーん…だから?」
「でも、お客から見えない奥の鍋に入ってもらうんだったら、熱いお湯のサービスは出来ないな」
「じゃ、ケチって38〜40度にしとくね!」
「和夫、成長したな」
「下もね」
「あははは」
‥‥。