ＵＡＥのドバイ空港で、建設中のビルの天井が崩壊、５人が死亡したとみられる。

国営のＵＡＥ通信によると同ビルは、４１億ドル規模の拡張プロジェクトの一環として、２００６年に完了予定で建設が進んでいた。 それに先立ち、サンフランシスコでのソーラーエネルギー２００４会議で、パワーライト社などは、太陽光を電力に変換する機能を持たせた一体型の建材を披露した。業界団体（太陽エネルギー産業振興協会）によると、空港施設などの屋根面積の広い建造物の場合、ソーラーセル（光起電装置）パネルを用いることで、最大年間３０％の経費節減（光熱費）が可能という。従来のソーラーパネルは１９５４年の発明になる試作機種と同じ原理で外観を踏襲しており、盛り上がった黒い起電セルが格子状に並んでいる。一般の建物の場合は、ソーラーパネルを設置する際に金属製の支持金具をボルトで固定し屋根の強度を損ねることが、オーナーが導入を躊躇う主因になっていた。ソーラーセルパネルを用いれば強度は８割増にもなり崩落は考えられない（業界専門家筋）という。空港幹部はロイター通信に「まだ建設中の現場で足場が崩壊」したと話しているが、そのエリアは完成しており、折りしも各国要人に一足早く最新設備を公開するブースが設置されていた。今回のドバイ空港工事は政令に基づいてモザイク状に業者に発注されており、その範囲を請け負ったメーカーの社名は公表されていない。死亡した５人のうち１人は、ダライ・ラマの側近である。当然のことながら身分が伏せられ国賓ではないために現場主任が応対していたが事故に巻き込まれて死亡した。また立ち会っていた側近の秘書官も負傷している。２日後には、１９９４年以来のロシア入国解禁によるカルムイキヤ共和国訪問に関する案件で秘密会議に出席する予定になっていた。ロシア側が提示した訪問条件に絡みチベットに係る発言を取り沙汰する内容とみられている。なおコナーカ・テクノロジーズ、ユナイテッド・ソーラー・オボニック、シャープ・エレクトロニクス（シャープの現地法人）が屋根の施工に関与している。

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 HOME > 番外地2掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ 　since 1995
　題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。