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引用に値する文章かどうかは別として(笑)
これで、オバカ映画の感じが掴めると思う。
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『MI2(ミッション・インポッシブル2)』
世界数十万のジョン・ウーファンの皆様こんにちは!(笑)いやあ、変な映画でした。ジョン・ウー映画だと意識して見れば結構面白いかもしれぬ。鳩は飛ぶし、強引に十字架は出るし、子供はスローモーションだし(笑)。2丁拳銃もお約束だし、男の闘いになると女の命がかかっていることなど忘れて決闘?に命をかけてしまうあたり、ジョン・ウー健在というか、またセルフパロというか、その開き直りもいっそすがすがしい。
…しかしいくら闘いはじめると周りはどうでもよくなるジョン・ウー先生とはいえ、特別諜報員のトム・クルーズ君が、彼のために命をかけた女をほったらかして、ナイフも銃も捨て、怒りにまかせた殴り合いの肉弾戦になるのはアゼンでした。時間的タイムリミットがあるにもかかわらず。しかも映画2時間分、命と金をかけたミッションの果てに手に入れたブツの扱いといったら。胸ポケットに入れていたのですが、それをも脱ぎ捨てて(そこらにポイ)技をかけ合うのはいかがでしょうか〜。ファイト・クラブしてる場合か!?かかと落とししてる間にそれ拾えよ!特別諜報員&国際テロリスト!
まあ全編つっこみどころ満載で、スピーディーでアクションにつぐアクションで、時計を気にすることもなく、楽しく見ることのできたかっこよくバカな娯楽大作ではあります。ミッション・インポッシブルだしね(笑)007の系列だと思えば無茶苦茶な設定も荒唐無稽なアクションも許せましょう。
それにしてもここ数年のハリウッドアクション大作、『ハイテク・衛星・大爆発・化学兵器・お色気ねーちゃん(最近のはやりはnot金髪)』のキーワードが揃うと、どれも同じに見えてどうしたもんかです。2〜3年すると記憶の海に埋没しそうです。今でもすでに混乱中でデジャブが一杯です。