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けだものじみる姿‥‥について
妄想することが直ちに穢れであるかの教義を免れる種の衆生であろうばかりか、
腕力への嗜好、信仰というよりも、手段のリアリティへの信頼なのかもしれない。
相手の憐憫にもとづく他力にでも訴えずば宜しきを得ないはずの当該分野での底辺層の、
その粗暴さは或る逸脱ではありながらにして存外に、なおも、抑制は利いているであろう。
手の内を明かすのは本意でないとして、けれども、なかんづく危ない表現で、
断定形の採用が如何ほど有ったか。姑息でも手堅く生き、辛くも切り抜けて
きたはずなのだ。そのことで同時に、能く読めば傷つき難いはずなのである。