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経済活動と男女の占有に互換性があるということ。
別なる努力、別なる魅力で、固定的な男女の結合を揺さぶる、
機会の拡散があるということ。魅力が単一指向性なら、命の初めに出遅れた
男は、そこで終わってしまうはずが、悪辣な商業活動によって、敗者の逆転復活を果たすのだろう。
ただ‥‥
人身売買で5千の女、3千の子供を欲望の生贄に捧げてすら、
それで悪魔的な天国に浸れるのは既に女達を得ている一握り。
だが、その強引な不平等も含めて、経済的に繋がりを絶たれて
いる男が、権力と自らの同一視で、悪魔を心情的に支持するのは
当たり前のような話であろうし、悪魔の楽園のごく一部を、仮想で、
かつ仮想との釈明で、しかし、内面の自由の下、享受するだろう。
悪魔は宿命を変える力、または妄想の悪魔は、悪魔の妄想、異性に弄ばれ、傷つき
果てるとき、最悪の悪魔主義が復活し、それはそれで異性は嘲り愉しむというのか。
(最後まで何も与えない、それでも欲望だけはかきたてておく薬)
挫折と怨嗟、悪の連鎖、男女の循環。