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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/1220/006.htmlより引用
イスラエル右派、リクード党首にネタニヤフ元首相
2005年12月20日10時33分
イスラエルの右派政党リクード(統一)は19日、シャロン首相(77)が離党したことで空席となった党首選挙を行い、ネタニヤフ元首相(56)が当選した。ネタニヤフ氏は来年3月の総選挙で政権獲得を目指すとしているが、シャロン首相の中道新党カディマ(前進)に世論調査で大きな差をつけられており、苦戦を強いられそうだ。
イスラエル放送の出口調査によると、ネタニヤフ氏が47%の得票率で、当選に必要な規定の40%を超えた。対抗馬のシャローム外相は32%で、ネタニヤフ氏に電話で敗北を認めた。
ネタニヤフ氏は8月、シャロン首相の主導したガザ撤退に反対して財務相を辞任するなど、対パレスチナでは強硬姿勢を取っている。
今回の党首選ではネタニヤフ氏よりさらに過激な主張をするフェイグリン議員が出口調査で15%を得て3位につけた。リクード党員の間でパレスチナに譲歩することへの反感がいかに根強いかを示している。
シャロン首相がいた時のリクードは国会(120議席)で40議席あったが、新党カディマ(18議席)に引き抜かれて26に減っている。シャローム外相ら4人の閣僚を出しているが、ネタニヤフ氏はカディマとの連立を離脱する方針と見られる。
ネタニヤフ氏は96年から99年まで首相を務めた。