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2005.12.19
Web posted at: 16:29 JST
- REUTERS
ワシントン(ロイター) 米中央情報局(CIA)が東欧などにテロ容疑者らを収容する秘密施設を設けていたとされる疑惑で、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は18日、アフガニスタンの首都カブール近郊に昨年までこうした施設が存在し、収容者が虐待を受けていたとする報告書を発表した。
報告書によると、キューバの米グアンタナモ基地に収容されている中東やアフリカ出身の8人が、拘束直後にアフガンの施設に運ばれ、最大6週間ここに収容されたと述べている。収容者らは鎖でつながれ、暗闇の中に何週間も放置されたり大音量の音楽を聞かされたりした。水や食物を与えられなかった例や、取り調べ中に殴られた例もある。看守や取り調べ官は米国人とアフガニスタン人だったが、制服は着ていなかったという。収容所は昨年末に閉鎖されたとみられる。
8人は02年から04年にかけ、それぞれ中東、アジアなどで拘束された。収容所については、担当弁護士を通して語ったという。ヒューマン・ライツ・ウォッチは「十分信頼性のある情報。CIAが運営していた可能性があり、詳しい調査が必要」と述べている。これに対し、CIA報道官は「CIAは虐待行為をしていない」との主張を繰り返した。
秘密収容所をめぐる疑惑は、米紙ワシントンポストが11月初め、「CIAは東欧など8カ国でブラック・サイト(闇施設)と呼ばれる収容所を運営してきた」と報じたことを機に浮上した。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200512190025.html