★阿修羅♪ > 戦争76 > 959.html
 ★阿修羅♪
「ファシズム・ネットワーク」総体の歴史を洗う作業の中からはっきりしてくるでしょう
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/959.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 12 月 18 日 21:06:19: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 財閥政権の中の共産主義者、ナチスに隠れていた可能性があるシオニズム。転載で申し訳ありませんが。 投稿者 新世紀人 日時 2005 年 12 月 18 日 12:10:50)

新世紀人さん、レスありがとうございます。

そうですね。ただもう少し突っ込んでみなければ分からないのですが、ドイツ・ナチズム、イタリア・ファシズム、ユダヤ・シオニズム、スペイン・フランキズム、ソ連・スターリニズムそして米国型ネオファシズムなどは、個々別々にではなく、ある種のまとまりを持った、それ以前とそれ以後の歴史に密接につながっている「総体」として捕らえた方が良いのではないか、という気がしています。これを仮に「ファシズム・ネットワーク」としておきます。(ラルーシュなどは「シナーキズム」と呼んでいるようですが。)

それらをつなげているのが、まず欧米巨大金融資本であり、そして、帝政ロシア末期から(ラルーシュに言わせるとフランス革命からですがこれは今の私にはよく分からない)20世紀前半までに表面化した思想潮流であって、その中でジャボチンスキーがキーパーソンの一人となっているようです。

面白いのはムッソリーニとヒトラーがズッコケたあとで、ヤバイ連中がこぞってぞろぞろと南北アメリカ大陸に集結していることです。そしてレオ・シュトラウスおよびジャボチンスキーの運動はそれ以前に米国に上陸していました。なにせ米国にはブッシュのジジイを含めナチス支援者がゴロゴロといましたから。

米国内のユダヤ・ファシズムと後のネオコンにつながる流れはもちろんのこと、ナチスの大きな部分がそれ以降の中南米のあり方を決定付ける要素になっていると思われます。これにはバチカンが噛んでいます。もちろんですが、「ホロコースト」の問題にしても、シオニスト・イスラエルにしても、第2バチカン公会議とオプス・デイにしても、この「ファシズム・ネットワーク」総体の歴史を洗ってみる中でしか分からないことでしょう。

あまりにも膨大な作業になりそうで、何年後にその概形でもつかめることになるのか、全く見当がつきませんが。またその背後に隠れて案外その動きや役割が見えないのが英国とバチカンなんですね。私は結局はコイツらがそのネットワークの中心にいるのではないか、と感じています。

ただ私にとって今の段階でまだよくイメージできないのが、日本およびソ連とこのネットワークの関係です。多くの資料はあるのですが、また分からない部分が多く、後々の研究課題としてみます。

なお、ウラジミール(ゼエヴ)・ジャボチンスキーについては、英語ではあふれるように情報があり(米国人たちはユダヤ右派のことを『ジャボ』と呼んでいる)、スペイン語でも相当の情報があるのに、どうして日本では彼の名を知っている人すらほとんどいないのか、この辺は実に奇妙ですね。「アカデミズム」とマスコミを支える連中が意図的に触れないようにしている、としか考えようがありません。

では、また。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 戦争76掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。