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□イラク・レジスタンス。レポート(日本語版) 2005/12/12,14
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106757799?page=1#106757799
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎／イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/12/16 (金)
※ 今日紹介する主な内容 ※
２００５年１２月１２日付
◇ラマディ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
◇ファルージャ： ３つの攻撃で米兵１人以上が死亡
◇バグダッドの３地区、レジスタンスが一時的に支配
◇ドーラで内務省治安部隊がスンニ派を誘拐、拷問、暗殺
２００５年１２月１４日付
◇ラマディ： レジスタンスが米軍司令部を砲撃
◇ファルージャ： 車爆弾が米軍車列を襲い米兵５人死亡
◇選挙前夜、レジスタンスがグリーンゾーンにミサイル攻撃
◇シーア派民兵が１６時間でスンニ派１９５０人を拘束
◇バクーバ： レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
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□イラク・レジスタンス・レポート １２月１２日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 12 December 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1205/iraqiresistancereport_121205.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ラマディ： レジスタンスの爆弾で米兵４人死亡
Four US troops reported killed in Resistance bombing in ar-Ramadi
イスラム・メモは１２日午前１１時４５分の速報において、先刻、地元住
民が見ている目の前で、ラマディにあるハリディヤ・モスクの向かい側を徒
歩でパトロールしている米海兵隊をイラク・レジスタンスの爆弾が襲った。
イスラム・メモのラマディ通信員は、この爆発で米海兵隊兵士４人が死亡
し、他に３人以上が負傷したとレポートした。近くにいたイラク人市民１人
も死亡した。記事を書いている時点で、アメリカ占領軍兵士はまだ爆発のあ
った場所を取り囲んでいた。
◇ファルージャ： ３つの攻撃で米兵１人以上が死亡
At least one American soldier reported dead
as Resistance mounts three attacks
イスラム・メモは１２日午後３時の速報において、イラク・レジスタンス
勢力がファルージャ市内の米軍およびイラク傀儡軍に３度の攻撃を仕掛けた
と報じた。
ファルージャ在住のイスラム・メモ通信員は、イラク・レジスタンスの爆
弾が旧移民局近くの新しい幹線道路で数台の米軍ハンビーを襲ったという目
撃者の証言をレポートした。
別の攻撃として、レジスタンス勢力は８２ミリ迫撃砲弾をジャギフィ地区
にある米・イラク合同軍の基地に撃ちこみ、施設上空には煙の柱が立ち昇っ
ている。
三つ目の攻撃では、イラク・レジスタンス戦士が市北部の米・イラク合同
軍の基地を攻撃した。１５分続いた攻撃のあと、アメリカ兵とイラク軍兵士
が現場を包囲して、誰も現場に近づけないようにしていた−−目撃者がイス
ラム・メモに話した。
◆バグダッド Baghdad
◇バグダッドの３地区、レジスタンスが一時的に支配
Resistance seizes temporary control of three Baghdad neighborhoods
イスラム・メモは１２日午後５時４０分の速報において、イラク・レジス
タンス勢がバグダッド西部の数ヶ所で米・イラク合同軍部隊を攻撃したと報
じた。
バグダッド在住のイスラム・メモ通信員は、レジスタンス戦死がバグダッ
ド西部のハドラ地区、アドル地区、ガザリヤ地区を支配し、米・イラク傀儡
軍のパトロール部隊を攻撃したという目撃者の証言をレポートした。レジス
タンス戦士はイラク軍の車両２台と米軍ハンビー１台を走行不能にし、警察
官６人を殺し、３人を負傷させた。また米兵３人が攻撃を受けて負傷した。
クドス・プレスは、バグダッド西部において１２日午前９時、イラク・レ
ジスタンス戦士と傀儡軍のあいだに激しい戦闘が勃発したと報じた。レジス
タンスはリカ広場からガザリヤ橋にかけての一帯で内務省の治安部隊を攻撃
し、戦闘が激しかったためにイラクの傀儡部隊は米占領軍とイラク軍部隊に
支援を求めなくてはならなかった。
クドス・プレスは、レジスタンス戦士が退却するまで、戦闘は３０分ばか
り続いたという目撃者の証言を報じた。イラク警察はクドス・プレスに、戦
闘で傀儡警察４人が殺され、別の８人が負傷したと語った。
目撃者はイスラム・メモに、レジスタンス戦士はいかなる損害もこうむら
ずに攻撃現場から引き上げたと話した。
クドス・プレスは次のように報じた−−同じような戦闘がバグダッドにお
いて、特にここ数日のあいだは市内西部において発生しており、全体として
イラクにおいてもその地域においても傀儡政権と占領軍はますます自分たち
の安全を確保できなくなってきている。
◇ドーラで内務省治安部隊がスンニ派を誘拐、拷問、暗殺
“Interior Ministry Shock Troops” abduct, torture, murder Sunnis
in ad-Durah
イスラム・メモは１２日午後６時の速報において、アメリカの同盟者に忠
誠を誓うシーア派の偏向した宗派主義民兵として有名なイラク内務省の治安
部隊「ショック・トループ」が、１１日夜遅く、バグダッド南郊ドーラのア
ブ・ドゥシャイル地区でスンニ教徒の拘束を何度も遂行したと報じた。
ドーラ在住のイスラム・メモ通信員は、「ショック・トループ」がその急
襲作戦において地元のスンニ派教徒１１人を連行したという目撃者の証言を
レポートした。拘束されたうちの４人は後にドーラ地区で殺害されているの
が見つかった。彼らの遺体は乱暴に身体的拷問を受けた痕跡を残していた。
他の７人の消息は記事を書いている時点でまだつかめていない。
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□イラク・レジスタンス・レポート １２月１４日 水曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 14 December 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1205/iraqiresistancereport_141205.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ラマディ： レジスタンスが米軍司令部を砲撃
Resistance bombards US headquarters in ar-Ramadi Wednesday
イスラム・メモは１４日午後５時４５分の速報において、先ほど、バグダ
ッドの西方１１０キロに位置するラマディ市の中心部にある米軍司令部に対
して、イラク・レジスタンス勢力が１４発の迫撃砲弾を撃ちこんだとレポー
トした。
イスラム・メモの通信員は、１４発の迫撃弾が元移民局ビル（現在は米軍
が２ヶ月前に現地司令部の一つにしている）で炸裂したと伝えた。この砲撃
でビルの２階が破壊され、多くの米軍が死亡した。米軍ヘリ２機が近くのビ
ルに着陸し、攻撃を受けた施設から米軍死傷者数人を搬送した。
◇ファルージャ： 車爆弾が米軍車列を襲い米兵５人死亡
Car bomber blasts US column killing a reported five American troops
イスラム・メモは１４日午前１１時５５分の速報において、先ほどファル
ージャ西部において、イラク・レジスタンス戦士が爆発物を積んだ小型トラ
ックを運転し、米軍車列に突入したと報じた。
イスラム・メモのファルージャ通信員は、攻撃した者はハバニヤに向かう
途中の米軍ジール兵員輸送車の車列に突っ込んで爆発させた。その爆発で兵
員輸送車に乗っていたアメリカ兵５人が死亡した。他の米兵は爆破された車
両のなかから兵士を救い出すことができなかった。
◆バグダッド Baghdad
◇米軍ヘリがバグダッド南部の地域を攻撃
US helicopters attack areas in southern Baghdad
イスラム・メモは１４日午後１０時５５分の速報において、米軍ヘリがそ
の時もバグダッドのスンニ派居住地域に爆撃を続けているとレポートした。
バグダッド在住のイスラム・メモ通信員は、バグダッド南部のシェイク・
サルサ村と市南部のアラブ・ジャッブル地域を米軍ヘリが攻撃したとレポー
トした。犠牲者や損害に関して即座に有効な情報は得られなかった。
◇選挙前夜、レジスタンスがグリーンゾーンに２波のミサイル攻撃
Resistance bombards US “Green Zone” twice
on eve of American “election” theatrics
厳重な治安対策にもかかわらず、米占領軍とイラク傀儡政権は米国が準備
した１５日の「選挙」にむかって突き進んでいる。イラク・レジスタンス戦
士は１４日午前１１時、カチューシャ中距離ミサイルを発射し、バグダッド
の米占領軍司令部に攻撃を仕掛け、ついで１４日夜に第２波の攻撃をおこな
った。
イスラム・メモの通信員は１４日午後３時２０分の速報において、バグダ
ッドの共和国宮殿周辺一帯（米軍がグリーンゾーンと呼ぶアメリカ占領軍と
現地傀儡政府の司令部がある）に対するレジスタンスの砲撃は、米軍および
イラク傀儡軍に死傷者を出させ、さらに４人のジャーナリスト（うち１人は
外人女性）が負傷したというイラク警察関係者の証言を報じた。
その情報筋は、レジスタンスがバグダッド南郊外のドーラ地区からカチュ
ーシャ・ミサイルを発射したと語った。チグリス川近くに着弾したのは１発
だけで、他の５発はグリーンゾーンの南部と中心部で炸裂した。
昼間の報道においては、占領軍は今回のレジスタンスの攻撃について報道
もコメントもしなかった。
イスラム・メモは１４日午後９時１０分の速報において、イラク・レジス
タンスが１２時間内に第２波としてグリーンゾーンを砲撃したと伝えた。
イスラム・メモの通信員は、４発のロケットないしは砲弾がグリーンゾー
ンに撃ちこまれ、厚い煙の柱が一帯の上空に昇ったとレポートした。
◇シーア派民兵が１６時間でスンニ派１９５０人を拘束
Shi‘i sectarian militias arrest 1,950 Sunnis in 16-hour period
イスラム・メモは１４日午後１時５分の速報において、シーア派の偏向し
た宗派主義の民兵が米国の後押しする１２月１５日の選挙前夜にスンニ派住
民の大量拘束を遂行した。
イスラム・メモの通信員はイラク警察関係者の証言を報じた−−１３日か
ら翌１４日明け方までの１６時間に全国で拘束されたスンニ派イラク人の数
は１９５０人以上になった。通信員は、連行された者がどこに連れていかれ
たか、その後の消息がどうなっているか何も知らないと記した。このような
大量拘束で連行された者の多くが、その遺体に明確な拷問の痕を残して死ん
で発見されている。
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ： レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
Resistance sharpshooter reportedly kills US soldier in Ba‘qubah
イスラム・メモは１４日午後１２時２５分の速報において、イラク・レジ
スタンスの狙撃手がバグダッドの北西バクーバの検問所において、米海兵隊
兵士を射殺したとレポートした。
イスラム・メモ通信員はイラク傀儡警察のアリ・マウハン少佐が次のよう
に証言したとレポートした−−高いビルの屋根にいたレジスタンスの狙撃手
が引き金を引き、市中心部の検問所に立っていた米海兵隊員が射殺された。
襲撃のあと、アメリカ軍は近くのビルを捜しまわったが、レジスタンス戦
士の跡形も見つけられなかった。
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オリジナル（英字）：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース（URUK NEWS）のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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