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CNNからhttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200512160010.htmlより引用
ザルカウィ容疑者、いったん拘束も、「釈放」か イラク
2005.12.16
Web posted at: 19:45 JST
- CNN
バグダッド（ＣＮＮ） イラクのテロ黒幕とされる「イラク・アルカイダ機構」を率いるヨルダン人過激派、アブムサブ・アル・ザルカウィ容疑者（３９）は昨年、イラク治安部隊に拘束されたものの、まもなく釈放されていた可能性がある。イラク内務省のカマル副大臣が１５日、これを認めた。
内務省高官によると、治安部隊は、拘束したのが同容疑者であることに気付かなかった、という。米政府高官は１５日、ザルカウィ容疑者が拘束後、釈放された可能性について、確認出来ないが、その可能性は否定出来ない、との見方を示した。
イラク内務省の高官は、「ザルカウィ容疑者が昨年のある時点で拘束されていたことは確かだ」と述べたが、詳細は明らかにしていない。米軍などは、同容疑者捕そくにつながる有力情報に２５００万ドルの報奨金支払いを約束している。
ザルカウィ容疑者は多数の自爆テロや外国人殺害などを首謀したとされ、米軍とイラク軍が行方を追っている。軍当局者らによると、これまでにも何度か拘束のチャンスはあったという。
米国防総省当局者が匿名で語ったところによると、今年２月には、ザルカウィ容疑者が中部ラマディでの会合に向かっているとの情報が入り、米軍が検問所を設けて待ち受けた。しかし、同容疑者が乗っていたとみられる車は検問所の手前で引き返した。兵士らが追跡したが、車を制止した時には同容疑者の姿はなかったという。
また４月には、同容疑者がラマディ市内の病院にいるとの情報を基に米軍が急襲作戦を実行したが、空振りに終わっている。
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