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書名 テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない──アメリカによるテロの歴史
著者 桜井春彦著
発行 三一書房
価格 定価2500円(本体2381円)
書籍コード ISBN4-380-05210-9
備考・内容 唯一の超大国の行なってきた戦後の秘密・破壊工作の実態を具体的に検証し、CIA、
「国家テロ」の意味を深く洞察する。
三一書房創立60周年記念出版の大著。権力と対峙するリスクを冒そうとしない研究者、メディアには
絶対に書けない著者渾身の力作。
イラクでは地獄の門を叩き、「大本営発表」を連発、国内では監視システムを強めて民主主義を封殺。
すでにあの輝けるアメリカには「自由と民主主義」はない。ハリケーン被害でゆるぎはじめたアメリカ
の深層、そして進行中の「テロ対策を口実としたファシズム化」戦略を明らかにする。
付録として、キューバ侵攻作戦の「機密文書」を収録、秘密工作・破壊工作に関する全事項と関係者を
インデックス化。人物ダイヤグラムも多数。
はじめに
第1章 秘密工作または国家テロ
内容:アメリカの秘密工作とナチとの関係
第2章 対東欧工作
内容:“東欧にアメリカのスパイ網が張り巡らされている”とする偽情報を
流すことで「粛清」を誘発(スプリンター・ファクター作戦)
第3章 イタリアのテロ組織
内容:イタリアの情報機関やP2による爆弾テロやクーデター計画と
アメリカとの関係
第4章 ラテン・アメリカの戦い
内容:アメリカ政府の助けで逃走した元ナチとCIAが樹立した
ラテン・アメリカの軍事政権
第5章 ベトナム戦争
内容:インドシナにおけるアメリカの秘密工作(フェニックス・プログラム)
第6章 秘密工作と犯罪組織
内容:アーミテージの過去
第7章 キプロスの闇
内容:地中海の「浮沈空母」、キプロスの民主政権を破壊したアメリカ政府
第8章 秘密工作と外交
内容:キッシンジャーと秘密工作
第9章 アメリカの権力闘争
内容:告発される秘密工作
第10章 中東の石油と宗教
内容:イランにおけるアメリカの秘密工作
第11章 アジアからバルカンへ
内容:アフガン戦争からコソボ紛争へ続くアメリカの秘密工作
第12章 コントラ支援の舞台裏
内容:コントラ事件をめぐるアメリカとイスラエルの動き
第13章 アメリカの麻薬経済
内容:アメリカの情報機関による麻薬取引の歴史
第14章 電子政府の恐怖
内容:アメリカの情報機関による通信や情報の監視システム
第15章 21世紀のアメリカ
内容:「9/11」とファシズム化するアメリカ
あとがき
資料:キューバ「危機」とアメリカの謀略
事項索引
人名索引
付録:読者への追伸
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
桜井 春彦
調査ジャーナリスト。1955年東京生まれ。早稲田大学理工学部卒。
ロッキード事件の発覚を機に権力犯罪を調べ始める。1980年代半ばには、大韓航空007便事件とともに、
上場企業が大蔵省や大証券と組んで実行したシステム化された不正行為を調査。後に『ザ・ハウス・オブ・
ノムラ』を著わすアルバート・アレッツハウザーから協力を依頼された。
21世紀に入ってからは「軍事研究」誌で米情報機関の秘密工作に関する十数本のレポートを執筆、現在の
状況と似ているとされる1930年代にアメリカでファシズム体制の樹立を目指すクーデター計画が存在した
事実も「9.11」の直前に紹介した。「世界」誌ではジョージ・W・ブッシュ政権の実態に関するレポートを
発表している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【出典】
http://www.san-ichi.co.jp/nr.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4380052109/249-2012960-7800337
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9979978058