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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/1215/014.htmlより引用
仏世論、暴動で右傾化? 国民戦線の主張じわり浸透
2005年12月15日22時36分
フランスの右翼政党、国民戦線(FN)に共鳴する国民が昨年より増えたことが、15日付ルモンド紙の世論調査で分かった。支持率低下が続いていたFNだが、この秋の暴動で、移民規制や治安強化の主張が浸透し始めたようだ。調査は18歳以上の国民を対象に今月7〜8日に実施した。
FNのルペン党首の評価は「受け入れがたい」が昨年調査より5ポイント減って39%になった一方、条件つき容認といえる「やりすぎ」は6ポイント増えて43%。「FNは民主主義にとって危険」と見る人は02年の70%から減り続けて66%、そう考えない人(30%)は00年(33%)に次ぐ高水準となった。
FNの主張についても、「フランスの伝統が十分守られていない」に73%が共感すると答え、「司法は身の回りの犯罪に甘い」「移民が多すぎる」にも、それぞれ70%と63%が共感した。07年の大統領選で、ルペン党首が02年のように決選投票に進むと予測する人は33%に達した。
暴動を受け、ドビルパン首相やサルコジ内相は競うように移民規制や治安強化策を打ち出した。ルペン党首は「国民はコピーよりオリジナルを好む」と語っている。