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【白老】防衛庁が年明けにも、胆振管内白老町の白老港で初めて弾薬の荷揚げを行い、同町内の陸上自衛隊白老弾薬支処に搬入しようとしていることが十四日、分かった。弾薬の量について防衛庁は「検討中」としているが、関係者によると、五〇〇トン規模の民間船で道外から輸送される見通しだ。
同日、開会した定例町議会で飴谷長蔵町長が明らかにした。現在、道内で弾薬が荷揚げされているのは室蘭港だけだが、今後、白老港にも恒常的に荷揚げされる可能性が出てきた。
防衛庁によると現在、室蘭港で荷揚げした弾薬は各地の弾薬庫に陸送している。白老港で陸揚げすることで、同支処までの陸送距離が短縮され、コスト軽減を期待できるという。
飴谷町長は安全面について「弾薬の信管をすべて外して輸送する」との防衛庁側の説明を明らかにした上で、受け入れる姿勢を示した。
防衛庁は「あくまで室蘭港が主力。室蘭港で荷揚げする一部を今回、白老に回すと考えてほしい」としている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051215&j=0022&k=200512150803